横浜線沿線散歩公園探訪
横浜市都筑区東方町
東方公園
September 2008
東方公園
横浜市都筑区東方町の西方端に近く、東方公園がある。公園には東側と西側にそれぞれ広場が設けられ、公園はそのふたつの広場を中心に構成されている。広場は木々に囲まれて緑濃く、東側の広場脇の林の中には遊具類も設置されており、地域の憩いの場として利用されている。
東方公園
公園の西側の「多目的広場」は「広場」というより「グラウンド」で、野球場などとして利用されているようだ。広場の縁にはネットが設置され、得点表示板なども置かれている。普段は木々に囲まれて静かな広場だが、野球大会などが催されると賑わいを見せるのだろう。広場の周囲は木立が囲み、公園の外と内とをほどよく隔て、園内は落ち着いた空気感を漂わせている。木立の中は散策路が辿り、木漏れ日を浴びながらの散歩を楽しむこともできる。北側の散策路脇には砂場やブランコといった小さな子どもたちのための遊具が置かれており、お母さんに連れられた子どもたちの遊ぶ姿を見ることも少なくない。この広場を囲む樹木には桜が多く、春の下記には見事な景観となり、地元のお花見の場所としても親しまれているようだ。

東方公園
東側には一段低くなって別の広場がある。こちらはグラウンドとしての利用は前提としていないようで、子どもたちのための自由広場という印象だ。この広場も木立が囲み、ほどよい閉塞感が安心感につながっている。西側の広場との間には小規模ながら林が残されており、公園をいっそう緑濃く見せている。広場の南西側の角から林の中にかけて種々の遊具が設置されている。いわゆる「ターザンロープ」や、大小の滑り台など、こちらの遊具は4、5歳から小学生くらいの子どもたち向けだろうか。近くの幼稚園か保育園らしい子どもたちが遊びに来ている姿を見ることも少なくない。
東方町は丘の上に畑地の広がる長閑な風景を見せるところだが、北方には港北ニュータウンも近い。この東方公園も東方町に位置しているものの港北ニュータウンの住宅街からそれほど遠くはなく、もっぱらニュータウンに暮らす人たちに利用されているのではないかと思える。特筆するほどの特徴のある公園ではなく、行楽地的性格も持っていない。徒歩圏内に暮らす人たちのための憩いの場としての役割だろう。トイレはふたつの広場のそれぞれに設置されている。車での来訪を前提としていないとのことで駐車場は設置されていない(野球場利用者のための駐車場は事前連絡をして利用許可を得ることで利用できるようだ)が、車で訪れる人も少なからずあるようで、公園近くの農業専用地区の農道脇への駐車が後を絶たず、苦情も多いようだ。車での来訪は控えた方がいい。
東方公園