横浜線沿線散歩公園探訪
相模原市中央区上溝
上溝川辺公園
May 2015
上溝川辺公園
相模原市中央区上溝の北部、鳩川の河岸に上溝川辺公園という公園がある。河岸に広場を設け、遊具や四阿などが置かれている。小さな公園だが、河岸の立地を活かした、ひっそりとした佇まいが魅力の公園だ。
上溝川辺公園

上溝川辺公園

上溝川辺公園
上溝川辺公園は相模原市中央区上溝二丁目の町のほぼ中央、鳩川の左岸に位置している。東側には県道508号厚木城山線が近く、県道から西に入り込んだ道が鳩川を跨ぐ山谷橋の下流川、鳩川に沿って横たわっている。公園は山谷橋の袂や県道508号から入ることができるが、県道からは少し低くなっており、公園入口へ至る小径はスロープを下る形になっている。

公園は南北に細長く、そこをいくつかの区画に分けて整備された構成になっている。山谷橋の袂、公園の最北部に当たるところには広場が設けられている。この広場には脇にベンチが置かれている他は特に設備はない。そこから南へ、一段下がってメタセコイアの植えられた区画がある。メタセコイアの木々を縫って園路が辿っている。その南側には半円形のパーゴラが設けられており、パーゴラの南側は遊具類を設置した子どもたちのための遊び場だ。県道からスロープを下って公園に入ると、この一角へ降りてくる。遊具は規模の小さな複合遊具やブランコなど、必要最小限といったところだ。公園の南側は遊具の広場からはわずかに高くなって草地の広場が設けられている。公園の南端部から南側の住宅地へ小径が抜けているが、本来は公園のエントランスとして機能しているものではないように見える。

上溝川辺公園は面積3500平方メートル、大きな公園ではない。特筆するような特徴もなく、あくまで近隣に暮らす人たちの憩いの場としての公園と言っていい。河岸の立地を活かした、“周囲から隠れた”ような、ひっそりとした印象が魅力だが、子どもたちの遊び場としてはそれがかえって不安に感じられる側面もあるかもしれない。五月の半ば、メタセコイアをはじめ、園内の樹木は新緑が日増しに濃くなる時期で、園内はなかなか美しい景観を見せていた。河岸に沿って並んでいるのは桜のようで、春には美しい景観を見せてくれることだろう。
上溝川辺公園には来園者用の駐車場は設けられていない。トイレは設けられていたが、今回訪れたとき(2015年5月)には故障のために使用できなかった。行楽地的性格は皆無で、遠方からの来園者を想定した公園ではないが、周辺を散策する機会があれば立ち寄ってみるのも悪くないだろう。
上溝川辺公園