横浜線沿線散歩公園探訪
横浜市港北区師岡町
師岡沼上耕地公園
October 2017
師岡沼上耕地公園
横浜市港北区師岡町の東部、「トレッサ横浜」の北西側に「師岡沼上耕地公園」という小公園がある。面積1000平方メートルほどの小さな公園で、2007年(平成19年)の11月に公開が開始されたものという。
師岡沼上耕地公園

師岡沼上耕地公園
横浜市港北区師岡町の東端部には、株式会社トヨタオートモールクリエイトによって開発、運営されている複合型商業施設「トレッサ横浜」がある。「トレッサ横浜」の敷地は、もともとトヨタグループの工場や物流基地のあったところだ。その跡地を利用して造られた商業施設が「トレッサ横浜」だ。「トレッサ横浜」は横浜市の主要道路である環状2号線を挟んで北館と南館に分かれており、北館は2007年(平成19年)12月に先行オープン、南館が翌2008年(平成20年)3月にオープンして全館開業した。そのオープンの日付を考え合わせれば、おそらく「トレッサ横浜」北館の建設に合わせて周辺の区画整理が行われ、それに伴って師岡沼上耕地公園も造られたのに違いない。

現在、「トレッサ横浜」の建つ師岡町東部は、かつては水田地帯で、「沼上耕地」という字名で呼ばれる地域だったという。「沼上耕地」の名は、現在の住居表示からは消えてしまったが、こうして公園の名に残されているということなのだろう。

師岡沼上耕地公園は面積1000平方メートルを少し超えるほどの、小さな公園だ。広場を中心に、外縁部を木立や緑地が囲んでいる。広場には幼児用のスプリング遊具や、いわゆる“ツリークライミング”などが設置されているが、複合遊具などは置かれていない。トイレも設置されていない。
師岡沼上耕地公園はあくまで近隣に暮らす人たちのための公園で、普段は小さな子どもたちの日常的な遊び場として使われていることだろう。遠方から訪ねたくなるような特徴は無いと言っていい。

公園の南東側は言うまでもなく「トレッサ横浜」が広大な敷地で横たわっている。北側には樽町との境が近く、公園横の道路を北へ辿って行くと樽町の杉山神社の参道まで100mほどだ。杉山神社横の小径を辿れば背後の丘へと登ってゆける。この丘は師岡町と樽町との境に延びる尾根で、「熊野神社市民の森」の一部だ。尾根の南側斜面をつづら折りで降りてゆく「七曲がり」も、公園から遠くない。
師岡沼上耕地公園