横浜線沿線散歩公園探訪
町田市小山町
小山中村広場
October 2011
小山中村広場
町田市小山町、境川の河岸、中村橋の西側に「小山中村広場」という名の小公園がある。“公園”というより、その名のようにまさに“広場”で、河岸の平地に遊具類を配した、子どもたちの遊び場という印象だ。

小山中村広場

小山中村広場
地形的に見て、おそらく境川が蛇行していた時代の流路後を広場に整備したものなのだろう。真っ直ぐに流れる境川の左岸、川と住宅地との間に広場は位置している。当然のことながら広場は川に沿って細長く、その中にブランコや滑り台などの遊具類が設置されている。随所にベンチも置かれ、普段は近隣に暮らし人たちの憩いの場として、あるいは地域のイベントの会場として使われるのだろう。河岸の立地だから開放感があり、のんびりとした印象が嬉しい。

この付近では境川に沿うように送電線の鉄塔が並んでいるのだが、広場の西側の隅にも一基、広場の東側(広場の外だが)にも一基、鉄塔が聳え立っている。だから広場の真上に送電線が通っている形だ。この送電線の鉄塔の姿が、のんびりとした河岸の広場の景観と組み合わされて独特の印象を醸し出している。無機質な人工物が景観に入り込むのを“無粋”と感じるか、“鉄塔のある風景”として興趣を感じるかは人それぞれだろうと思うが、秋の青空を背景に見る鉄塔の姿はなかなか美しいものではある。

ところで、この「小山中村広場」、現地にも「町田市立小山中村広場」と名称が書かれていたのだが、地図をよく見るとこの辺りでは相模原市と町田市との境が入り組んでおり、小山中村広場は市境を跨いでいるように見える。一部が相模原市に位置していても、生活圏としては町田市に属しているということで町田市の管轄になっているものなのか、あるいは相模原市に位置する部分は「小山中村広場」ではなく、別の小公園なのか、よくわからない。
小山中村広場