横浜線沿線散歩公園探訪
横浜市神奈川区沢渡
沢渡中央公園
May 2002
沢渡中央公園
横浜駅西口から北へ少し行くと、横浜駅と泉町方面とを繋ぐ道路沿いに沢渡中央公園という公園がある。公園は東側に広場を置き、西側は疎らな木立の林となってその中を散策路が辿っている。横浜駅近くの市街地でありながら、木立に囲まれた園内はのんびりとした空気に包まれており、お昼時になると園内のベンチや木陰に腰を下ろしてランチタイムを過ごす人の姿も多い。

園内を歩くと北側の木立の向こうから子どもたちの声が聞こえてくる。公園のすぐ北には精華小学校があり、そこの子どもたちの声が聞こえてくるのだろう。園内には大学生くらいの若い人たちの姿も多い。地図を見てみると公園の道路向かいにデザイナー学院の名が記されていたりするから、そういった学校の学生たちなのかもしれない。

沢渡中央公園
公園西側の林はヤマボウシで、初夏には白い花が咲いて散策の目を楽しませてくれるが、実はこの白い花びらのようなものは花びらではなく総苞というもので、本来の花はその中央の球状の部分なのだそうだ。ヤマボウシは初秋に実を付け、晩秋には美しい紅葉に染まる。

園内には特に遊具などは無く、子どもたちの遊び場としては不適だが、緑に包まれて安らいだ印象は地元の人たちの憩いの場としては必要充分なものだろう。すぐ南側を旧東海道が抜けており、「神奈川宿歴史の道」の西側の起点である「上台橋」に近い。東から歴史の道を辿ってきた場合には終点になるわけで、その際の帰路を辿る前の一休みの場所としてもよいところだろう。
沢渡中央公園