横浜線沿線散歩公園探訪
相模原市緑区根小屋
−津久井湖城山公園−
初秋の根小屋地区
September 2011
初秋の津久井湖城山公園根小屋地区
九月の下旬、夏の暑さも退き、緑濃い津久井湖城山公園根小屋地区には涼やかな初秋の風が吹き渡る。園内のところどころで彼岸花も咲き、風景に彩りを添える。散策やお弁当を持ってのピクニックには最適の季節だ。

初秋の津久井湖城山公園根小屋地区

初秋の津久井湖城山公園根小屋地区

初秋の津久井湖城山公園根小屋地区
根小屋地区の彼岸花は特定の場所に群生しているわけではなく、園内の随所にぽつりぽつりといった印象で咲いている。“見応え”という点では少し物足りないが、充分に初秋の散策の楽しみを味わうことはできる。彼岸花の姿を探しながら散策路を辿るのもいいし、歩きながらふいに見つかるのも楽しい。

散策路の木道を歩いていると、木道のフェンスの手すりにカマキリの姿を見つけた。何故かカマキリの姿には惹かれるものがあって、こうしてカマキリの姿を見つけるとついカメラのレンズを向けてしまう。横からの姿を何枚か撮影し、次に正面から至近距離でレンズを向けると、威嚇された。「ごめんよ、邪魔するつもりはないんだ」と思わず声をかけてしまう。

カマキリを見つけた近くで、今度は「きゃ〜誰かが見てる」と題した案内板を見つけた。「ゴンズイ」の木の解説のために設けられたものだった。「ゴンズイ」というとナマズ目の魚をまず思い浮かべてしまうが、「ゴンズイ」という名の樹木もある。一説には魚の名が由来ともいう。樹木のゴンズイはミツバウツギ科の落葉樹で、初夏に黄緑色の花を咲かせ、秋に赤い実をつける。この実が熟すと割れて中から黒い種子が顔を覗かせる。その様子がまるで「目」を思わせる形に見えるのだ。それにしても「きゃ〜誰かが見てる」とのタイトルがなかなか面白い。

この季節、空は青く澄み渡り、木々はまだまだ緑濃く、爽やかな気分で散策を楽しむことができる。遊具の備えられた広場には家族連れの姿も多い。公園入口脇にはブルーサルビアが植えられて鮮やかな花を咲かせていた。
初秋の津久井湖城山公園根小屋地区