横浜線沿線散歩公園探訪
横浜市青葉区あかね台
あかね台鍛冶谷公園
June 2003
あかね台鍛冶谷公園
青葉区おかね台一丁目の北端部分に「あかね台鍛冶谷公園」という公園がある。この辺りはかつては緑濃い里山の風景が残る地域だったが、今では造成されて「あかね台」の住宅街に姿を変えてしまった。今でも公園の北方には昔ながらの雑木林の丘が横たわり、往時の風景を偲ばせる。「あかね台鍛冶谷公園」はその「あかね台」の住宅街の北端に位置している。公園の名から考えれば、かつてこのあたりは「鍛冶谷(かじやと)」と呼ばれる谷戸であったのだろう。

あかね台鍛冶谷公園
公園はそれほど広いものではなく、住宅街の中に位置する公園としては標準的なものだ。公園敷地の東側の部分は低地となっており、遊水地としての役割を持ったものだろう。西側部分が遊具などを配した広場になっている。広場の南端部分には小さいながらも池があり、水辺の植物が茂っている。公園として整備される以前から、ここにこうして湿地があったのかもしれない。

あかね台鍛冶谷公園
池の北側、広場の隅に大型の複合遊具が置かれている。これも特徴のあるものではなく、公園の遊具として一般的に見かけるタイプのものだ。訪れた時には子どもたちの遊ぶ姿はなかった。広場の北端にはパーゴラと四阿があり、ちょうどお昼時だったからか、ベンチに腰を下ろしてお弁当を食べている人の姿があった。広場の脇では小さな子どもを連れたお母さんの姿もあり、地元の人たちの憩いの場として公園が機能していることをうかがわせる。

公園内にも木立が多く、全体に緑に囲まれた印象があるが、公園の北方に雑木林の丘が迫っているために、それを「借景」として眺めるとさらに緑濃い印象がある。特筆するような特徴のある公園ではないが、トイレが設置されているので散策途中の一休みの場所としてはありがたい。「恩田の谷戸」散策などの際に、この公園の存在を覚えておくとよいだろう。
あかね台鍛冶谷公園