横浜線沿線散歩公園探訪
町田市小山ヶ丘
小山多摩境公園
April 2013
小山多摩境公園
町田市小山ヶ丘三丁目に小山多摩境公園という公園がある。京王相模原線多摩境駅のすぐ近くという立地で、この駅を中心とする地域を「多摩境」と通称することもあって、そこから公園の名が決められたものだろう。面積は6000平方メートルほど、二つの広場を中心に構成された小公園だ。
小山多摩境公園

小山多摩境公園
京王相模原線多摩境駅は地形的な理由から半地下のような構造になっており、丘の上の地上部には地下鉄のそれのような出入口だけが設けてある。その出入口から南側の道路を渡ると、京王線の線路の東側に小山多摩境公園がある。

公園は何も置かれていない地面の広場と、遊具類を設置した広場とで構成されている。園内は特に起伏はなく平坦で、特筆するような設備もないが、外縁部には木立もあって潤いのある景観を成している。丘上という立地だからか、全体的に開放的で明るい印象の公園だ。遊具はブランコや滑り台など、一般的なもので、近くに暮らす子どもたちの遊び場としての役割を担うものだろう。

公園の西側は斜面となって、その下を京王相模原線の線路が通る。広場の端に立つと、線路が橋本方面へと延びてゆく様子がよく見え、線路の先には橋本駅周辺の高層ビル群や橋本変電所周辺の鉄塔群などがシルエットになって見える。その向こうには遠い山並みが少し霞んで見えている。なかなか爽快な眺めだ。

線路脇の小径を南に下りてゆくと、公園の下には札次神社という神社が鎮座している。常陸国(現在の茨城県)の一之宮鹿島神宮を勧請して創建された神社だそうだ。
小山多摩境公園は近くに暮らす人たちのために憩いの場、子どもたちの遊び場としての小公園で、特に興味深い特徴があるわけではないが、広場の端からの眺めは特筆に値するものかもしれない。近くを散策する機会があれば、この公園に立ち寄り、その眺めを楽しんでおくのも一興というものだろう。
小山多摩境公園