「袋田の滝」は、久慈川の河畔から滝川に沿って2kmほどの距離を東へ入り込んだところに位置している。駐車場に車を駐め、徒歩でさらに川上へと進んでゆく。辺りは土産物店などが並んでいかにも観光名所的な風情を漂わせている。その風情が楽しい。
道を奥へと進んでゆくと「袋田観瀑施設管理事務所」が出迎えてくれる。「袋田の滝」を観るための「観瀑台」へは、ここで施設利用料を支払ってトンネルを抜けていかなくてはならない。トンネルは250mほどの長さがあり、その先に「第一観瀑台」が設けられている。途中、210mほどの地点には吊橋へと降りてゆくための出口も設けられている。トンネルの最奥にはエレベーターが設置されており、44m上に設けられた「第二観瀑台」へ登ることができる。