青島駅は有名な観光地である青島への鉄路の玄関口だ。「青島駅」という駅はそもそもは大淀駅(現在の南宮崎駅)と内海港を繋いで開業した宮崎軽便鉄道の駅として開業した。1913年(大正2年)10月31日のことだ。やがて時代が下り、1963年(昭和38年)に日南線が全線開通、青島駅は日南線の駅として再出発することになる。現在の駅舎はその際に建てられたものだ。以後、青島駅の駅舎は幾度かの改修が施されてきたが、2020年(令和2年)にもリニューアルが行われた。建物の改築は行われなかったが、東側の駅舎正面は大きく改修され、すっきりとして現代的なデザインに生まれ変わっている。本頁の写真は2001年(平成13年)夏の、青島駅の姿である。