八王子市狭間町
狭間公園
Visited in August 2004
京王線狭間駅の西方、八王子市狭間町の北端から東浅川町にまたがって「狭間公園」がある。台地となった狭間町側から北へ降りる斜面の立地で、公園を分断するように狭間駅前から「万葉けやき通り」へと降りる道路が抜けるために北側と南側とに二分された形になっている。地図を見てみると、南側が狭間町に位置し、北側が東浅川町に位置しているようで、中を抜ける道路が町の境界であるようだ。
南側の部分は斜面林となっていて、狭間町側の南端部にはわずかな広場がある。そこから木立の中を散策路が降りる。規模は小さなもので、市街地の中に残された緑地としての意味合い以上のものではないようにも思える。北側部分は木立に囲まれた広場に遊具やベンチなどが置かれている。遊具は滑り台やブランコといったシンプルなものだが、近所に暮らす人たちなのか、小さな子どもを遊ばせるお母さんたちの姿をよく見る。
これといった特徴のある公園ではなく、すぐ横を京王線の線路が通っているためにその騒音も届いてくるし、周囲は企業の建物なども並ぶ市街地であるためにひっそりとした静けさを望むことはできない。しかし、かえってそうした環境であるからこそ、こうして緑に囲まれた公園の必要性は高いのかもしれない。トイレも設置されており、近所の暮らす子どもたちの遊び場としては必要充分なものだろう。公園内の樹木は落葉樹がほとんどで、春には新緑、秋には黄葉が美しい。夏は緑濃く、木陰を吹き抜ける風の涼しさが嬉しい。
これといった特徴のある公園ではなく、すぐ横を京王線の線路が通っているためにその騒音も届いてくるし、周囲は企業の建物なども並ぶ市街地であるためにひっそりとした静けさを望むことはできない。しかし、かえってそうした環境であるからこそ、こうして緑に囲まれた公園の必要性は高いのかもしれない。トイレも設置されており、近所の暮らす子どもたちの遊び場としては必要充分なものだろう。公園内の樹木は落葉樹がほとんどで、春には新緑、秋には黄葉が美しい。夏は緑濃く、木陰を吹き抜ける風の涼しさが嬉しい。