横浜市青葉区みたけ台
みたけ台公園
Visited in April 2004
横浜市青葉区みたけ台の住宅地に「みたけ台公園」がある。このあたりは北に鶴見川河畔を見下ろす台地となった地形で、公園の北側の端からは鶴見川河畔の上谷本町あたりの景色がよく見える。鶴見川までは意外に距離はなく、河岸を歩いているときにもこの公園の木々の緑がよく見える。公園の西側には道路を挟んで祥泉院があり、その北側にみたけ台中学校があるが、公園からみたけ台中学校にかけてのあたりは、縄文時代末期の集落跡が見つかった場所であるという。遺跡は昭和40年代に発掘調査され、「祥泉院遺跡」の名で知られている。
公園の北端は丘の端で、展望所のような場所が設けられている。そこからは鶴見川の河畔がよく見える。上谷本町の田園地帯だ。吹き渡る風も爽快で、眺めを楽しみつつひとときのんびりと過ごしたくなる。
住宅街の中の小公園だが、鶴見川河畔を見下ろす眺望と緑濃く穏やかな佇まいはなかなか魅力的だ。鶴見川の河畔を散策するときなどに、ちょっと寄り道をしてこの公園に立ち寄り、高みからの鶴見川の眺めを楽しむのも一興かもしれない。