横浜線沿線散歩公園探訪
横浜市港北区高田東
高田第六公園
Visited in November 2019
高田第六公園
横浜市港北区高田東の住宅街の中に「高田第六公園」という小公園が設けられている。面積1144平方メートルの小さな公園だ。供用開始は1976年(昭和51年)という。
高田第六公園
横浜市営地下鉄グリーンラインの高田駅の北西側は小高い丘になっている。現在は住宅地となっており、その中に小公園が点在している。特に高田駅に近い高田東三丁目の南側の辺りは丘陵地の斜面を利用して造られた、「丸山住宅」と呼ばれる住宅地だ。高田第六公園は、その丸山住宅内に設けられている。

「高田東3丁目17」の街区を住宅と分け合う形で、ほぼ三角形の敷地で公園が設置されている。周辺は住宅が建ち並ぶ立地だが、外縁部には程よく木々が植栽され、園内と外部とを隔てている。外縁部の木立は密に過ぎず、丘陵地の斜面という地形も奏効して開放感があり、明るい雰囲気の公園と言っていい。

高田第六公園
園内には子どもたちの遊び場としての役割を物語るようにブランコや幼児用滑り台、鉄棒、砂場といった遊具類が設置されている。土管を寝かせたような形状の遊具は中に入って遊ぶ想定だろう。他の公園ではあまり見たことのない遊具だが、側壁に丸窓が開けてあり、幼児の遊び場としてなかなか楽しそうだ。
高田第六公園は面積1000平方メートルを少し超える程度の、小さな街区公園だ。丸山住宅を初めとする、近所に暮らす人たちのための憩いの場、子どもたちの遊び場としての役割を担う公園だ。トイレは設置されていない。
高田第六公園