多摩市落合
−多摩中央公園−
早春の多摩中央公園
Visited in February 2020
早春の多摩中央公園は東側に設けられた「梅の谷」の梅が美しい。公園東側の外周部分は都市緑化植物園となっており、その一角、グリーンライヴセンターに近いあたりに「梅の谷」と名付けられた場所がある。公園内から東側の住宅地へと降りて行く階段が設けられている場所でもあるのだが、その階段の横が雛壇上に整備されて梅の木が植えられているのだ。
【追記】
多摩中央公園は2023年(令和5年)6月20日から2025年(令和7年)3月31日までの期間、公園全域で改修工事が行われている。工事が完了した場所から部分開園するとのことである。梅林として特に規模が大きいわけでもなく、風情にも少々欠けるところがあるが、梅の木の間を縫うようにつづら折りで散策路も設けられており、のんびりと梅の花を楽しむことができる。
つづら折りとなった散策路で間近に梅を愛でるのはもちろんだが、少し離れて梅の咲く景観を楽しむのもいい。階段下から見上げれば早春の青空を背景に梅の花が映えて、階段上の園路から見下ろせば光の中に浮かぶ。いろいろと場所を変えて梅の咲く景観を楽しみたい。
多摩中央公園の「梅の谷」は規模は小さく、観梅目的に訪れるには少しばかり物足りなさもあるが、早春の息吹を感じながらの散策は楽しい。二月下旬から三月中旬、梅の咲く季節に買い物などで多摩センターを訪れた際、足を延ばして観梅のひとときを楽しむというのがお勧めだろう。グリーンライブセンターの花壇でも早春の花々を楽しむことができる。併せて訪ねてみるのもいい。