町田市図師町
図師町の桜並木
Visited in April 2001
(本頁の内容には現況と異なる部分があります)
町田市図師町の北部、下小山田町との境近くを東西に抜ける道路は桜並木だ。桜の名所として知られる尾根緑道の入口付近からリサイクル文化センター前を経て、丘を降りて鶴見川を越え、日大三高前を抜けてゆく道路だ。バス路線も通る道路はあまり散策に向いているとは言い難いのだが、桜が満開の季節、丘を越え、川を越えて続く桜並木に誘われるように歩いてみた。
交差点とバス停には「日大三高入口」の名があり、ここから東へ登ってゆくと日大三高へと至る。日大三高前へ向かって道路は大きくカーブを描いて丘を登ってゆく。ずっと桜並木で、春の陽光を浴びて美しい景観を見せてくれている。日大三高前を過ぎると桜並木はますます素晴らしく、道は丘の向こうへと続いてゆく。
日大三高前の桜並木は町田市の桜の名所として数えられることもあるが、散策を楽しむ道としては誰にでもお勧めできるような場所ではないかもしれない。桜の季節に車で通り抜けてみるのもいいだろうし、この道路を通るバス路線に乗ってみるのも一興かもしれない。尾根緑道へのお花見のついでにリサイクル文化センター前あたりまで足を伸ばしてみるのもよいだろう。
【追記】
町田市リサイクル文化センター付近から町田市立室内プール前を経て、日大三高前まで至るこの桜並木の道路は、「さくら通り」と名付けられている。2001年春に歩いたときには通りの名を記した標識は無かった気がする。その後に設置されたものだろう。「さくら通り」という名自体も2001年春以降に定められたものかもしれない。