横浜線沿線散歩公園探訪
横浜市港北区太尾町〜大曽根台
太尾見晴らしの丘公園
September 2005
現況と異なる内容を含んでいます
太尾見晴らしの丘公園
横浜市港北区太尾町の北端、鶴見川を見下ろす丘の上に「太尾見晴らしの丘公園」がある。2004年(平成16年)4月に開園したもので、約5.4ヘクタールほどの面積の丘の上の広場に遊具類を配した、開放感溢れる公園だ。
太尾見晴らしの丘公園
この辺りは大きく蛇行する鶴見川を北に望む丘の端となった地形で、公園はその丘の上の広場として造られている。公園内は平坦で、「丘の上」と言うよりは「台地」と言った方が正しいかもしれない。公園は太尾町の北端部に位置しているが、公園の東側は少しばかり大曽根台の北端部にも跨っているようだ。公園は周囲を木々に囲まれた原っぱという様相で、なかなか広く、丘の上という立地も手伝って開放感に溢れている。公園北西側の端からは鶴見川を間近に望み、その向こうには対岸の新吉田町方面の景観が広がり、南東側の端からは大曽根方面への眺望が開け、「見晴らしの丘」というその名に恥じない。公園中央にはエノキが大きく枝を広げ、印象深い姿を見せる。このエノキが公園の「シンボルツリー」と言っていいだろう。
広々として穏やかな佇まいの原っぱの中にさまざまな遊具が設置されている。「ターザンロープ」や「ザイルクライミング」などは小学生くらいの年頃の子どもたちにとって魅力あるものだろう。少し傾いて取り付けられたドーナツ状の遊具は、このリングがぐるぐると回る仕組みになっており、子どもたちが上に乗ってリングを回して遊ぶというもののようだ。二、三人で乗ってみると楽しいだろう。この遊具はこれまで他で見たことがなかった。新しいタイプの遊具だ。公園西側にはもっと小さい子どもたちのための遊具が設置されており、一般的な複合遊具も置かれている。幼児から小学生まで、年齢を問わず楽しむことができるだろう。
太尾見晴らしの丘公園太尾見晴らしの丘公園

太尾見晴らしの丘公園太尾見晴らしの丘公園
公園南西側には、小径を挟んで大人用の健康器具を設置した一角もある。「背のばしベンチ」や「腹筋ベンチ」といった数種類の健康器具が置かれている。訪れたときには利用している人の姿はなかったが、近所に暮らす人なら散歩のついでに少し身体を動かすのも良いかもしれない。
太尾見晴らしの丘公園太尾見晴らしの丘公園
太尾見晴らしの丘公園
太尾見晴らしの丘公園は、広々とした原っぱの開放感とさまざまな遊具類が魅力の公園と言っていいだろう。すぐ近くまで住宅地が迫ることを忘れてのんびりと過ごすことができ、子どものいる家族ならお弁当持参でピクニック感覚で訪れても楽しめるかもしれない。健康器具の置かれた一角の横から西側へ、公園を出て階段を降りてゆくと住宅地を抜けてすぐに鶴見川の河岸に出る。鶴見川河岸の散歩も併せて楽しむと良いだろう。

残念なことに駅からは遠く、駐車場も用意されていない。最寄り駅は東急東横線大倉山駅と横浜市営地下鉄新羽駅だが、大倉山駅から歩くと30分ほど、新羽駅からも15分以上かかるだろうか。そうした意味では、やはり近くに暮らす人たちのための公園だと言うことができるかもしれない。
追記 太尾見晴らしの丘公園は2005年(平成17年)当時は太尾町から大曽根台にまたがって位置していたが、2007年(平成19年)から2009年(平成21年)にかけて住居表示の変更が行われ、現在はそのほぼ全域が「大倉山六丁目」に位置し、一部が大曽根町にまたがる形となっている。
太尾見晴らしの丘公園