横浜線沿線散歩公園探訪
相模原市鹿沼台
−鹿沼公園−
晩秋の鹿沼公園
November 2001
晩秋の鹿沼公園
鹿沼公園紫陽花の名所として語られることが少なくないが、秋の紅葉の話題でその名を見ることはあまり無いように思える。確かに「紅葉の名所」と呼ぶには相応しくないが、晩秋の鹿沼公園は特に池の傍らの小高い丘の部分を中心にイチョウやモミジの美しい彩りを見ることができる。

晩秋の鹿沼公園
特に丘の脇で日を浴びて黄金に輝くイチョウが目を引く。二本のイチョウが寄り添うように立ち、双方が美しい色に染まっていて、秋晴れの空を背景に見上げた時の姿などは見事なものだ。丘の上の広場の傍らの木立にはモミジの葉が赤く染まって日差しを受けている。訪れた時にはその色合いがまだ少々薄いようだったが、深紅に染まる頃の眺めは美しいものだろう。

また西門から入った通路脇にもモミジが植えられており、これも見逃せない。ただ通路を歩くと秋の日差しに順光でモミジを見ることになり、逆光の透過光に輝く景観を楽しむには通路の脇へと寄らなくてはならないのが少々残念なところだ。立つ場所を工夫して赤いモミジの葉を日の光に透かして見れば、公園は美しい晩秋の風景に姿を変えてくれる。

遠方から訪れたいほどのものではないが、紅葉のシーズンに近くに訪れる機会があれば、あるいは近辺に暮らす人であれば、秋の色を探して散策を楽しむのもよいだろう。
晩秋の鹿沼公園