横浜線沿線散歩公園探訪
多摩市諏訪
多摩東公園
May 2000
多摩東公園
多摩東公園
多摩市諏訪の街の東端、尾根幹線沿いに多摩東公園がある。地図で見るとほぼ三角形をしたこの公園は中央部分を陸上競技場が占めており、西側部分には武道館、南側部分にはテニスコートを置く。それらのスポーツ施設によって占められた公園はスポーツする人のための公園と言ってよく、芝生の広場や庭園風の一角もなく、のんびりとひとときを過ごすには向いてはいないだろう。

陸上競技場と武道館との間は諏訪の街と北側の聖ヶ丘の街とを繋ぐ舗道の役割も持っており、諏訪の街へ向けて「諏訪永山ふれあいの道」が、聖ヶ丘の街へ向かっては「剣橋(つるぎばし)」によって道路を越えて「聖ヶ丘遊歩道」が延びている。時折、ここを通り抜けて行く人の姿もある。この一角にはブランコや砂場もあるが、近所の人の姿がちらほらとあるだけだ。

多摩東公園
この公園の南端部分の地下には京王相模原線と小田急多摩線の線路が抜けており、公園と諏訪の街を繋ぐ舗道は橋によってこの線路を越えている。橋の名は「電車見橋」といい、橋の上からは北西の方角へ向かって視界が開けていて、眼下には電車の走る姿がよく見える。公園下のトンネルを抜け出てきた電車はひととき視界の中に現れ、再び諏訪北公園あたりの丘陵の下を抜けるトンネルへと姿を消して永山駅へと向かう。特に鉄道の趣味などが無い身でも、こういった風景にはなぜか見入ってしまうのが不思議だ。

北へ「剣橋」を渡ると、馬引沢南公園の傍らを経て「聖ヶ丘遊歩道」が北西の方角へ向かって聖ヶ丘の街の中に延びている。時間があれば遊歩道を辿ってひととき散策を楽しむのもよいかもしれない。

駐車場は武道館横と陸上競技場の東側の尾根幹線沿いとにそれぞれ用意され、駐車スペースも余裕があって通常なら駐車に困ることはないようだが、陸上競技場や武道館などで何かの大会などが開催される際には足りないのではないかと思われた。駐車場は、3月〜8月の期間は午後8時閉鎖、11月〜2月の期間は午後6時閉鎖、第3月曜日は休館(場)日のため閉鎖ということだ。
多摩東公園