「道の駅白沢」の最も大きな魅力と言っていいのが、「望郷の湯」と名付けられた日帰り温泉施設だ。それまでの日帰り温泉センターに対する一般的なイメージを覆す設計によって人気を呼び、リピーターも多く訪れるという。眼前に片品川を望む展望露天風呂などが評判で、有名な片品川の河岸段丘の様子も露天風呂から見ることができる。「望郷の湯」はレストランを併設しており、各種の定食や丼もの、麺類などを楽しむことができる。
この「望郷の湯」のオープンは1994年(平成6年)4月とのことで、「道の駅白沢」の「道の駅」登録より早かったということになる。推測だが、先に「望郷の湯」が造られ、周辺設備を拡充した後に「道の駅」として登録されたということなのだろう。
「望郷の湯」と並んで「道の駅白沢」の施設の核となっているのが、「座・白沢」と名付けられた農産物直売所だ。その日の朝に収穫された野菜や果物が生産者によって持ち込まれて販売されており、当然のことながらどれも新鮮で瑞々しい。ここで野菜を購入することを目的に「道の駅白沢」と訪れる人も少なくないようだ。
「座・白沢」前はテラスのようなスペースが設けられ、ドライヴ途中の一休みにも好適だ。一角にはソフトクリームや軽食の販売所があり、人気を集めている。