能登半島の突端である。日本海に突き出た能登半島の、その北東の先端、三角形に突き出たところが禄剛崎(ろっこうざき)と呼ばれる岬だ。そのようなところだから、岬からは180°以上の視界で日本海の海原が広がる。素晴らしい眺めだ。「海から上る朝日」と「海へ沈む夕日」の両方を眺めることのできる場所だそうだが、確かに言われてみればそのような場所はあまり多くはない。晴れた日には立山連峰や佐渡島まで見渡せるそうだ。訪れた日は晴天に恵まれていたが、眼前に広がる日本海の眺めに感嘆するばかりで、立山連峰も佐渡島も、その姿を探すのをすっかり失念してしまっていた。
禄剛崎の下には狼煙(のろし)という集落がある。「昔、北海警備の為に山伏山に狼煙台を設け、狼煙をあげたことから」ついた地名だと案内板に記されている。狼煙は小さな漁港も抱える集落だが、禄剛崎への登り口周辺には飲食店なども並ぶ。今は「道の駅」狼煙が設けられて観光客を迎えている。
禄剛崎の下には狼煙(のろし)という集落がある。「昔、北海警備の為に山伏山に狼煙台を設け、狼煙をあげたことから」ついた地名だと案内板に記されている。狼煙は小さな漁港も抱える集落だが、禄剛崎への登り口周辺には飲食店なども並ぶ。今は「道の駅」狼煙が設けられて観光客を迎えている。