東京都新宿区と品川区を繋ぐ都道418号(北品川四谷線)のうち、新宿区の「四谷4丁目」交差点から渋谷区の「白金台」交差点までの区間には「外苑西通り」の通称が設けられている。「外苑西通り」は、その名が示すように明治神宮外苑の西側を抜けてほぼ南北に延びている。この「外苑西通り」の南端部分、「白金6丁目」交差点から「白金台」交差点までの区間、すなわち白金台の町を抜ける区間は特に「プラチナ通り」と呼ばれることがある。金属の「白金(はっきん、元素記号はPt)」がすなわち「プラチナ」であることからのネーミングなのだろう。地名の「白金」は「プラチナ」とは本来何の関係もないが、「プラチナ」の語感が高級なイメージを誘い、お洒落な店が建ち並ぶ街の佇まいに似合ったのだろう。