八王子市別所
別所くすのき公園
Visited in April 2003
八王子別所一丁目の街の、松木中学校横の交差点の角に「別所くすのき公園」がある。街角の小さな公園で、その大部分を広場が占めており、特筆するほどの設備があるわけではないが、いろいろと細かな工夫が凝らされている印象の公園だ。ただ公園上を送電線が通っており、鉄塔も見え、そのために景色が殺伐とした印象になってしまうのが難点かもしれない。
広場は何もない原っぱだが、西方に視界が開けて開放感があるのがいい。その広場の隅に、斜面となった立地を利用してローラースライダーが設けられている。他には特に遊具もないので、これが公園内で唯一の遊具と言えるが、近所の子どもたちのための遊び場としては少し物足りないかもしれない。
道路脇の一角に、小さな子どもたちのための砂場がある。その横に円形のスペースがあって、その中央にクスノキが立っている。公園の名が「別所くすのき公園」であるから、これがいわばシンボル・ツリーなのだろう。まだまだ大木とは言い難いが、少しずつ育ってゆけば、公園のシンボルとしての風格も備わってゆくだろう。
クスノキの立つスペースから交差点角に向けて、両脇に柱の立つプロムナードのような通路があり、その先にも円形のスペースが設けられている。こちらのスペースにはオブジェのように石が配置されているが、石はベンチも兼ねているのだろう。一見無造作に置かれた石の間に、犬の親子の彫像が設置されている。「家族」という名の野外彫刻であるようだ。遠目にチラリと見ると、本当の犬の親子がいるのかと思ってしまって楽しい。
公園は南へそのまま「別所実緑地」へと繋がっている。その下を「松木中学校前」交差点から降りてゆく道路は多摩ニュータウン通りの「松木中下」交差点へと至る。公園の道路向かいの住宅街は、訪れた四月半ば、ちょうどツツジが美しく咲いていた。その道を少し行くと浄瑠璃緑地が近い。
広場は何もない原っぱだが、西方に視界が開けて開放感があるのがいい。その広場の隅に、斜面となった立地を利用してローラースライダーが設けられている。他には特に遊具もないので、これが公園内で唯一の遊具と言えるが、近所の子どもたちのための遊び場としては少し物足りないかもしれない。
道路脇の一角に、小さな子どもたちのための砂場がある。その横に円形のスペースがあって、その中央にクスノキが立っている。公園の名が「別所くすのき公園」であるから、これがいわばシンボル・ツリーなのだろう。まだまだ大木とは言い難いが、少しずつ育ってゆけば、公園のシンボルとしての風格も備わってゆくだろう。
クスノキの立つスペースから交差点角に向けて、両脇に柱の立つプロムナードのような通路があり、その先にも円形のスペースが設けられている。こちらのスペースにはオブジェのように石が配置されているが、石はベンチも兼ねているのだろう。一見無造作に置かれた石の間に、犬の親子の彫像が設置されている。「家族」という名の野外彫刻であるようだ。遠目にチラリと見ると、本当の犬の親子がいるのかと思ってしまって楽しい。
公園は南へそのまま「別所実緑地」へと繋がっている。その下を「松木中学校前」交差点から降りてゆく道路は多摩ニュータウン通りの「松木中下」交差点へと至る。公園の道路向かいの住宅街は、訪れた四月半ば、ちょうどツツジが美しく咲いていた。その道を少し行くと浄瑠璃緑地が近い。