相模原市当麻
−当麻山公園−
紫陽花の咲く当麻山公園
Visited in June 2007
相模原市当麻の無量光寺に隣接する当麻山公園は花菖蒲や紫陽花が美しく、相模原市内の花の名所として名を連ねている。
公園は中央部に菖蒲田と広場が設けられており、花菖蒲が盛りを過ぎる頃から広場の脇で紫陽花が咲き始める。広場の西側は無量光寺の建つ丘で、その丘の裾に沿って紫陽花の花が並ぶ。公園自体もそれほど大きなものではないから紫陽花も特筆するほど数が多いというわけではないが、ひっそりとした園内で木々の緑に包まれるようにして咲く紫陽花の表情にはしっとりとした味わいがある。
無量光寺でも参道脇や境内など、ところどころに紫陽花が咲いているから立ち寄ってみるといい。紫陽花の数はそれほど多くないが、木々に包まれた寺の佇まいの中で見る紫陽花には良い風情があり、ひととき日常の喧噪を忘れてのんびりと散策してみるのもいい。訪れたとき、当麻山公園には人の姿はなかったが、無量光寺にはカメラを携えて訪れている人の姿もあった。
数の点では紫陽花の名所と呼ぶには少しばかり物足りなさもあるが、ひっそりとした静けさの中で紫陽花の花を眺めるのもよいものだ。当麻山公園と無量光寺の双方を訪ねて、ひとときの散策を楽しむのがいい。
数の点では紫陽花の名所と呼ぶには少しばかり物足りなさもあるが、ひっそりとした静けさの中で紫陽花の花を眺めるのもよいものだ。当麻山公園と無量光寺の双方を訪ねて、ひとときの散策を楽しむのがいい。