鹿児島県大隅半島、肝属山地の懐深くから錦江湾に注ぐ神ノ川という川がある。この神ノ川には数多くの滝があり、「神川七滝」とも呼ばれているという。その中で最も大きなものが「神川大滝」だ。推測だが、もともとは単に「大滝」と呼ばれていたのだろう。「神ノ川の大滝」が「神川大滝」と呼ばれるようになったものだろうと思える。
神川大滝は高さは25m、幅は30mあるそうだ。水量も多く、堂々たる姿を見せる。大滝周辺の岩肌からも湧水が小さな滝となって流れ落ちている。木々の茂った山肌を切り裂くように流れる滝の姿はなかなかの迫力だ。日本各地の名瀑と比べても遜色のない見事さだと思える。川岸を辿って滝近くまで行くと、風向きによっては大量の水飛沫を浴びるが、暑い季節にはそれも楽しい。大滝周辺の山肌は木々に覆われてはいるが、切り立った岩肌の断崖になっているようで、ところどころ剥き出しになった岩肌が荒々しい表情を見せている。神ノ川の流れが永い年月をかけて、この岩肌を刻んでいったのだろう。
神川大滝は高さは25m、幅は30mあるそうだ。水量も多く、堂々たる姿を見せる。大滝周辺の岩肌からも湧水が小さな滝となって流れ落ちている。木々の茂った山肌を切り裂くように流れる滝の姿はなかなかの迫力だ。日本各地の名瀑と比べても遜色のない見事さだと思える。川岸を辿って滝近くまで行くと、風向きによっては大量の水飛沫を浴びるが、暑い季節にはそれも楽しい。大滝周辺の山肌は木々に覆われてはいるが、切り立った岩肌の断崖になっているようで、ところどころ剥き出しになった岩肌が荒々しい表情を見せている。神ノ川の流れが永い年月をかけて、この岩肌を刻んでいったのだろう。