埼玉県久喜市の西部は、かつて南埼玉郡菖蒲町だった地域だ。2010年(平成22年)に久喜市、菖蒲町、北葛飾郡の栗橋町と鷲宮町の一市三町が合併して新しい久喜市が誕生した。現在(2013年)の住所表記で「久喜市菖蒲町」とされているのが、かつての菖蒲町である。この辺りは元荒川やその支流などの河川が多く流れ、その河畔に水田が広がる土地柄だ。昔から蛇行する河川の流域に低湿地が広がっていたのだろう。菖蒲町の名の由来も、おそらく菖蒲が繁茂していた土地だったからではないか。
その菖蒲町で6月上旬から7月中旬にかけて「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」というイベントが開催される。この「あやめ」は正確にはアヤメではなく花菖蒲のことだ。花菖蒲は6月上旬から7月上旬にかけて花期を迎え、ラベンダーも6月中旬から7月中旬にかけて花期を迎えるから、そのふたつの花を植栽し、花の見頃に併せてイベントが企画されているものなのだろう。
その菖蒲町で6月上旬から7月中旬にかけて「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」というイベントが開催される。この「あやめ」は正確にはアヤメではなく花菖蒲のことだ。花菖蒲は6月上旬から7月上旬にかけて花期を迎え、ラベンダーも6月中旬から7月中旬にかけて花期を迎えるから、そのふたつの花を植栽し、花の見頃に併せてイベントが企画されているものなのだろう。