埼玉県北本市石戸宿、東光寺の境内に「石戸蒲ザクラ(いしどかばざくら)」と呼ばれる桜の名木がある。樹齢は約800年、1922年(大正11年)に国の天然記念物に指定され、「日本五大桜」のひとつに数えられる名桜である。
「石戸蒲ザクラ」の「石戸」はこの辺りの地名だが、「蒲」は源頼朝の弟(異母弟)蒲冠者源範頼の伝説に由来するのだそうだ。東光寺境内脇に埼玉県教育委員会と北本市教育委員会の連名で1993年(平成5年)に設置された「東光寺の文化財」についての解説パネルがある。その記述によれば、範頼が石戸に来た際についてきた杖が根付いたのがこの桜だという伝説があるそうだ。蒲冠者の名に因んで「蒲桜」と呼ばれるようになったものという。
「石戸蒲ザクラ」の「石戸」はこの辺りの地名だが、「蒲」は源頼朝の弟(異母弟)蒲冠者源範頼の伝説に由来するのだそうだ。東光寺境内脇に埼玉県教育委員会と北本市教育委員会の連名で1993年(平成5年)に設置された「東光寺の文化財」についての解説パネルがある。その記述によれば、範頼が石戸に来た際についてきた杖が根付いたのがこの桜だという伝説があるそうだ。蒲冠者の名に因んで「蒲桜」と呼ばれるようになったものという。