相模原市緑区大島
紫陽花の咲く相模川自然の村
Visited in June 2022
相模原市大島の相模川河岸に位置する「相模川自然の村」は、「上大島キャンプ場」、「相模川自然の村公園」などがあり、相模原の身近な行楽地として人気のところだ。春の桜や初秋の彼岸花など、季節の花々も美しいところだが、6月には紫陽花が咲いて風景を彩る。紫陽花が見頃の6月半ば、「相模川自然の村」を訪ねた。
紫陽花は「上大島キャンプ場」の中を辿る散策路脇に植えられている。一般的な西洋アジサイに加え、ガクアジサイも混在して植えられており、特に品種にこだわった植栽がなされているわけではないようだ。数もそれほど多くはないが、緑濃い風景の中に紫陽花の色彩が映えて、充分に季節の風情を味わうことができる。
キャンプ場ではバーベキューを楽しむ人たちの姿もあり、そうした光景と共に見る紫陽花もなかなか興趣のあるものだ。紫陽花が見頃になるのはちょうど梅雨の時期だ。湿り気を帯びた空気に紫陽花の色彩がよく似合う。のんびりと散策路を辿って紫陽花の咲く風景を楽しむのがお勧めだ。
キャンプ場ではバーベキューを楽しむ人たちの姿もあり、そうした光景と共に見る紫陽花もなかなか興趣のあるものだ。紫陽花が見頃になるのはちょうど梅雨の時期だ。湿り気を帯びた空気に紫陽花の色彩がよく似合う。のんびりと散策路を辿って紫陽花の咲く風景を楽しむのがお勧めだ。
「上大島キャンプ場」から相模川の上流側に歩を進めると「諏訪森下橋」が相模川を跨いで、「諏訪森下」と呼ばれる中州と河岸とを繋いでいる。諏訪森下橋を渡って「諏訪森下」へ散策の足を延ばすのもお勧めだ。諏訪森下橋周辺の道脇や小公園のようなスペースで紫陽花が花を咲かせている。これらの紫陽花も楽しんでおきたい。
「諏訪森下」はほとんどを水田が占めている。紫陽花の咲く季節には水田は田植えを終えたばかり、水を湛えた田圃で稲の苗が風に揺れている。その風景も長閑で美しい。そうした風景を楽しみながらの散策がお勧めだ。
「諏訪森下」はほとんどを水田が占めている。紫陽花の咲く季節には水田は田植えを終えたばかり、水を湛えた田圃で稲の苗が風に揺れている。その風景も長閑で美しい。そうした風景を楽しみながらの散策がお勧めだ。
諏訪森下橋の上から相模川の上流側へ目をやると、新旧の小倉橋の姿がよく見える。梅雨空の曇天の下、湿気を帯びた空気で小倉橋は少し霞んで見える。そんな様子もこの季節らしい興趣を感じさせてくれる。
相模川には鮎釣りを楽しむ人たちの姿がある。相模川の鮎釣りは例年6月1日に解禁だ。「上大島キャンプ場」横でも多くの釣り人の姿を見かける。鮎釣り人の姿があるのも、この季節の相模川を象徴する光景のひとつと言っていい。風情豊かな風景である。
相模川には鮎釣りを楽しむ人たちの姿がある。相模川の鮎釣りは例年6月1日に解禁だ。「上大島キャンプ場」横でも多くの釣り人の姿を見かける。鮎釣り人の姿があるのも、この季節の相模川を象徴する光景のひとつと言っていい。風情豊かな風景である。
「相模川自然の村」は紫陽花の名所と呼ぶには少し物足りないかもしれない。しかし紫陽花の咲く風景を求めて「上大島キャンプ場」から諏訪森下へと辿っていけば、この季節ならではの興趣が感じられて散策は楽しい。紫陽花の花だけでなく、鮎釣りで賑わう相模川の風景や諏訪森下の水田風景などと合わせて楽しむのがお勧めだ。