横浜線沿線散歩公園探訪
町田市本町田〜高ヶ坂
−芹ヶ谷公園−
早春の芹ヶ谷公園
March 2007
早春の芹ヶ谷公園
早春の芹ヶ谷公園は北端に位置する花木園や国際版画美術館横の広場などで梅の花を楽しむことができる。梅の数は少なく、「観梅の名所」としてお薦めできるほどではないが、谷戸の地形に位置する公園はひっそりと静かな佇まいで、花壇の花々なども楽しみつつ、春の兆しを感じながらのんびりとした散策が楽しめる。
早春の芹ヶ谷公園
国際版画美術館横に、紅白の梅が印象的に立っている。白梅が一本、紅梅が二本と数は少ないが、芽吹き前のケヤキや常緑樹のクスノキの緑、傍らに置かれた野外彫刻作品とともに視界に収まる様子は、早春の芹ヶ谷公園を象徴する風景であるように感じられる。そこから林の中の散策を西へ辿ってゆくと公園西側の入口へと至るが、入口近くの舗道脇では菜の花が咲いていた。通路脇のスペースを利用して菜の花畑が作られたのだろう。菜の花の暖かな色彩が春の訪れを感じさせてくれる。

早春の芹ヶ谷公園
芹ヶ谷公園は南北に長く、北側半分は日本庭園風に設えられているのだが、その最も北側の奧部に花木園があり、数本の梅が植えられている。数の点ではやはり少し物足りないが、木々に囲まれてひっそりとした一角だからのんびりとした気分で梅の花を楽しむことができる。間近に眺めるのも良いものだが、日差しを浴びる姿を池越しに眺めるのもなかなか風情があっていい。
芹ヶ谷公園の園内は常緑樹も多く、この季節にも潤いのある景観を見せてくれる。随所に植えられた椿の花も楽しめる。ところどころに置かれた花壇も端正に整えられ、季節の花を咲かせている。公園中央辺り、花壇の脇ではクリスマスローズが花を咲かせていた。谷戸の地形となった園内は日溜まりとなって暖かく、散策を楽しむ人の姿も多い。観梅目的では物足りなさもあるが、静かな園内に早い春を探しながらの散策はなかなか楽しい。
早春の芹ヶ谷公園