厚木市の西部、緑濃い丘陵地の直中に「森の里」という名の住宅街がある。「森の里」は1970年(昭和45年)から14年の歳月をかけて造られたそうだ。以前は丘陵と谷戸が織りなす里山風景の広がる土地だったらしい。西部の山あいでは縄文期から各時代にかけての遺跡が数多く発掘されたという。
若宮公園はその「森の里」の南東端、森の里一丁目に位置している。「森の里」が造成された際に整備されたものだろう。江戸時代の中頃にはこの辺りに若宮八幡宮があったらしく、若宮公園の名や公園南側で池を跨ぐ若宮橋などの名はそれに由来するもののようだ。古くからこの地を流れていた細田川の流れを公園の中に取り込み、樹林地や広場を設けた緑豊かな公園だ。テニスコートなども設けられた公園は9ha近くの面積を有し、なかなか広い。公園は南北に長く、その中央を南北に細田川が流れる。細田川は公園南側では調整池となり、その池を跨いで若宮橋が架かっている。
若宮公園はその「森の里」の南東端、森の里一丁目に位置している。「森の里」が造成された際に整備されたものだろう。江戸時代の中頃にはこの辺りに若宮八幡宮があったらしく、若宮公園の名や公園南側で池を跨ぐ若宮橋などの名はそれに由来するもののようだ。古くからこの地を流れていた細田川の流れを公園の中に取り込み、樹林地や広場を設けた緑豊かな公園だ。テニスコートなども設けられた公園は9ha近くの面積を有し、なかなか広い。公園は南北に長く、その中央を南北に細田川が流れる。細田川は公園南側では調整池となり、その池を跨いで若宮橋が架かっている。