「花のプロムナード」は公園の南側中央部の、特徴的な意匠のモニュメントが置かれた「花の広場」から北へ、公園の中央部を貫くようにまっすぐに延びる。幅10mほどの広い舗道だが、この舗道の両脇に桜が並ぶ。並木の桜のほとんどはソメイヨシノのようだが少しだけオオシマザクラも混じっているようだ。両側から枝を広げた桜が頭上を覆うように咲き誇る様子はなかなか圧巻の景観を見せてくれる。「花の広場」側から眺めれば春の日差しに桜が輝き、まさに春爛漫、素晴らしい景色だ。もちろん“桜のトンネル”をのんびりと歩くのも楽しい。歩きながら南側を振り返れば満開の桜が逆光に霞み、この景観もまた素晴らしい。