横浜線沿線散歩公園探訪
横浜市緑区寺山町
−四季の森公園−
冬枯れの四季の森公園
February 2018
冬枯れの四季の森公園
まだまだ空気の冷たさを感じる二月半ば、四季の森公園もまだ冬枯れの風景だ。葉を落とした雑木林は少しばかり寒々しい印象だが、よく晴れた冬空の下、きんと冷えた空気が却って気持ちよい。冬枯れの公園散歩も良いものだ。
冬枯れの中に春を待つ四季の森公園、この季節に訪れたならやはり雑木林の中の小径を辿って散策を楽しみたい。お勧めは丘の尾根道だ。コナラやクヌギといった落葉広葉樹を主とした雑木林はほとんどの木が葉を落として幹と枝だけの姿になっている。少しばかり殺風景な印象もあるが、その風景はこの季節でなければ楽しめない。
冬枯れの四季の森公園

葉を落として“裸”になった木々の隙間からは低い確度で陽光が差し、林の中は思いのほか明るい。見上げれば青く澄んだ冬空を背景に木々がシルエットになって、自然の造形美とでも言うべき光景を見せてくれる。葉を茂らせているときには見ることのできない雑木林の表情だ。葉が落ちて見通しの利くこの季節は野鳥観察にも好適だ。この季節ならではの風情を楽しもう。
冬枯れの四季の森公園
池の岸辺に沿った木道を歩けば、冬の日差しに池の水面が煌めく。カワセミの姿を狙っているのか、対岸の一角には池に向けてカメラを据えた人たちのグループがある。「春の草原」もまだまだ春を待っている状態だ。もう少しすれば菜の花が咲き誇って公園に春の色を届けてくれるだろう。
冬枯れの四季の森公園冬枯れの四季の森公園
この季節にも「南口広場」の噴水が稼働していた。まだまだ寒い季節で、噴水の姿が似合うとは言い難いが、冬の低い日差しを浴びて輝く姿が美しい。噴水を取り囲む花壇にもまだ花は無い。それでも春を待ちきれないとでもいうように、小さな子どもを連れた家族が何組か、噴水の周囲のベンチでお弁当を広げている。穏やかな冬の公園の風景である。
冬枯れの四季の森公園
中山駅から公園へと辿る「四季の森公園プロムナード」を歩くと、途中、梅が咲いていた。公園内は冬枯れの風景だが、ふと漂ってくる梅の香りに春の近さを実感する。風の冷たさの中に見つける梅の花、ふっと心が和む瞬間である。
冬枯れの四季の森公園冬枯れの四季の森公園
冬枯れの風景の中を巡る公園散歩、誰にでもお勧めできるというものではないが、よく晴れた穏やかな日を選んで出かけてみるのも悪くない。里山の風景を残し、豊かな自然の残る四季の森公園なら、この季節ならではの風情を味わうことができ、決して退屈することはない。空気も澄み渡り、空は青く、気持ちの良い散策が楽しめる。
冬枯れの四季の森公園

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