横浜線沿線散歩街角散歩
横浜市青葉区藤が丘〜もえぎ野〜桜台
藤が丘からもえぎ野へ
May 2008
藤が丘
横浜市青葉区もえぎ野の周辺の道路は街路樹の美しい並木道だ。道沿いにはお洒落な雰囲気のお店も点在する。新緑の美しい五月半ば、東急田園都市線藤が丘駅を発着点にして、もえぎ野の周辺を巡るように歩いてみた。
藤が丘駅前公園のバラ
東急田園都市線藤が丘駅の駅前はイチョウ並木だ。晩秋には美しい黄葉に染まるが、今は新緑が陽光を浴びて輝いている。駅前から東へ道路を渡ると藤が丘駅前公園がある。小さな公園だがいつも利用する人たちで賑わっている。季節柄、園内の一角ではヤマボウシやサツキが花を咲かせている。この公園の道路に面した斜面にはバラが植えられている。横浜田園ロータリークラブが管理しているという。バラは今が花の盛りだ。少しバラを眺めていこう。
もえぎのこかげ道
藤が丘駅と藤が丘駅前公園との間の道路を北へ辿る。周辺にはさまざまなお店が建ち並んで賑やかだ。道は上り坂で、少し進むとすぐに国道246号線をくぐる。尾根をひとつ越える形で、今度は下り坂だ。坂を下りきると、交差点の南西側の角にはもえぎ野公園がある。池を抱えた公園で、今は池の岸辺でヤマボウシやエゴノキが花を咲かせている。もえぎ野公園の北側にはもえぎ野ふれあいの樹林があり、鬱蒼と木々が茂っている。もえぎ野公園ともえぎ野ふれあいの樹林の間を西に延びる道はケヤキ並木で「もえぎのこかげ道」という愛称が付けられている。その名のように木陰と木洩れ日が爽やかだ。

道沿いのお店
もえぎ野公園からもえぎ野ふれあいの樹林を左に見ながらさらに北へ辿ろう。道はケヤキ並木で、大きく育った木々に包まれるように、道は緑のトンネルと化している。この辺りではこの道路が町の境になっており、左はもえぎ野、右は柿の木台の町になる。木洩れ日を浴びながらのんびりと歩こう。道沿いにはお洒落な店構えの飲食店などが点在している。その店先の様子などを見てゆくのも楽しい。どこかのお店に立ち寄ってランチタイムやティータイムを楽しむのもいいかもしれない。
道沿いのお店道沿いのお店
歩いてゆくと「もえぎ野」交差点を過ぎ、その先はみたけ台の町だ。さすがに道沿いのお店も数が少なくなり、周辺は静かな住宅街だ。やがて「りんどう保育園前」交差点だ。交差点から少し東側に進むとみたけ台公園があるが、みたけ台公園からその北に位置するみたけ台中学校の位置する辺りは「祥泉院遺跡」と呼ばれる縄文時代の住居跡が発見されたところらしい。

もえぎ野の住宅街にて
「りんどう保育園前」交差点を左へ折れる。道は南西の方角へ向かい、上り坂だ。坂を登り詰めたところの「桜台第2公園北側」交差点を再び左に折れる。道は丘の上を辿って南へ向かう。かつて住宅街に変貌する以前には尾根筋だったのだろう。道沿いは桜台の住宅街で、家々が建ち並んでいるが、ところどころで建物の隙間から眺望が広がる。やがて「桜台上」交差点を過ぎる。その先は道が町の境になっており、西側が青葉台、東側がもえぎ野の町だ。さらに進むと「もえぎのこかげ道」の西端の交差点を過ぎる。道沿いには花々の美しい家が少なくない。バラやクレマチスが見事に咲き誇っている家もあった。このような花々を見ることができるのも住宅街散策の楽しみのひとつだ。
もえぎ野の住宅街にてもえぎ野の住宅街にて
藤が丘公園
尾根伝いの道をさらに南へ進むと、国道246号線を橋で超える。国道246号線のさらに地下を東急田園都市線がトンネルで抜けている。橋を渡ってすぐに左へ折れ、線路脇の坂道を東へ降りてゆくと藤が丘駅へと出る。その途中、線路脇に藤が丘公園がある。住宅街の中の小さな公園だが、園内には林が残り、池もある。池から続く小川にはキショウブが咲いている。地元の人たちにとっては魅力的な公園であることだろう。遊具の置かれた広場では地元の子どもたちが遊んでいる。公園を一巡りしてゆこう。藤が丘公園から藤が丘駅まですぐだ。帰路を辿る前に駅前のお店で一休みしてゆこう。
もえぎ野周辺は並木道が美しく、いつか新緑の季節を選んで歩いてみたいと思っていた。ようやく機会を得ての散策だった。この付近は二十年以上も前から知っているのだが、その頃から比べればずいぶんとお店も増えた。なかなか素敵な住環境だという気がする。
藤が丘