JR中央線御茶ノ水駅のほぼ真上に架かる橋が聖橋だ。御茶ノ水駅と神田川を跨いで本郷通り(都道403号)を渡している。聖橋は関東大震災の復興橋梁として1927年(昭和2年)に完成した。総工費72万4807円、2年8ヶ月の期間を要したという。橋長90メートル強、幅員22メートル、美しいアーチ構造のデザインには特に気を遣ったのだそうだ。聖橋という名は橋の北側に湯島聖堂が、南側にニコライ堂があることに因んだものだ。そうした橋の由来を刻んだ石碑が聖橋の袂に設置されている。訪れたときには目を留めておきたい。
聖橋の美しい姿を堪能するには聖橋の西で神田川に架かるお茶の水橋から眺めるのがお薦めだ。お茶の水橋の中ほどに立って東へ目を向ければ、正面に聖橋が見え、下を流れる神田川の水面にその姿が映る。北側の河岸には木々が茂って緑濃く、南側河岸には御茶ノ水駅があり、ときおり中央線の車両が行き交う。聖橋の向こうには秋葉原の繁華街が遠く見えている。なかなか素敵な風景なのだ。
聖橋の美しい姿を堪能するには聖橋の西で神田川に架かるお茶の水橋から眺めるのがお薦めだ。お茶の水橋の中ほどに立って東へ目を向ければ、正面に聖橋が見え、下を流れる神田川の水面にその姿が映る。北側の河岸には木々が茂って緑濃く、南側河岸には御茶ノ水駅があり、ときおり中央線の車両が行き交う。聖橋の向こうには秋葉原の繁華街が遠く見えている。なかなか素敵な風景なのだ。