町田市相原町
春の大地沢
Visited in April 2014
(本頁の内容には現況と異なる部分があります)
町田市相原町の西端部、山々に包まれるようにして町田市の大地沢青少年センターが設けられている。境川の源流域に当たるところで、豊かな自然に恵まれたところだ。この大地沢青少年センターの敷地内には桜の木もあり、春には美しい景観を見せてくれる。桜の見頃も終わりを迎えようという四月上旬、大地沢を訪ねた。
【追記】
大地沢青少年センターは2023年(令和5年)4月1日から指定管理者制度が導入され、それに伴って「Nature Factory 東京町田」に名称変更されている。本頁内の「大地沢青少年センター」の記述はその旨、読み替えられたい。
大地沢へは車で訪ねた。第二駐車場に着くと駐車場脇に咲き誇る桜が出迎えてくれた。駐車場の外縁部に10本ほどのソメイヨシノが並び、駐車場から大地沢の奥へと向かう道路の横にもソメイヨシノの並木がある。それほどの大木というわけではなく、まだまだ若木のようだが、それでも充分に大きく枝を張って見応えのある景観を見せてくれている。
桜の並木を眺めながら奥へと進もう。駐車場横の広場を過ぎると木道が奥へと延びている。その辺りには桜はないようだ。やがて大地沢青少年センター施設本館の建物が見えてくる。その周囲に桜が咲き、逆光を受けて輝いていた。その景観が何とも美しかった。
大地沢青少年センター施設本館の建物横を抜ける道路脇、丘の斜面にソメイヨシノが並んでいる。これもそれほどの大木ではないが、道の上に枝を伸ばして頭上を覆う様子が美しい。
本館の脇を抜けてさらに奥へ進むと野外炊事場、さらに奥へ進めば丘の裾にはキャビンが点在し、テントサイトも設けられている。その辺り、丘の斜面のサクラが大きく枝を広げて咲き誇っている。少し離れて眺めるのも美しいが、サクラの下に立って見上げるのもいい。
舗道はさらに奥へ、境川源流域へと沢伝いに丘裾を延びている。その舗道脇、ところどころにサクラが咲いている。近年になって植栽されたものだろうか。木はまだ若く、小さい。しかし山々に囲まれた谷間で、逆光を浴びて浮かび上がる姿が何とも美しい。このまま境川源流へと進むのも楽しいが、今回はそろそろこの辺りで引き返すことにしよう。
桜の並木を眺めながら奥へと進もう。駐車場横の広場を過ぎると木道が奥へと延びている。その辺りには桜はないようだ。やがて大地沢青少年センター施設本館の建物が見えてくる。その周囲に桜が咲き、逆光を受けて輝いていた。その景観が何とも美しかった。
大地沢青少年センター施設本館の建物横を抜ける道路脇、丘の斜面にソメイヨシノが並んでいる。これもそれほどの大木ではないが、道の上に枝を伸ばして頭上を覆う様子が美しい。
本館の脇を抜けてさらに奥へ進むと野外炊事場、さらに奥へ進めば丘の裾にはキャビンが点在し、テントサイトも設けられている。その辺り、丘の斜面のサクラが大きく枝を広げて咲き誇っている。少し離れて眺めるのも美しいが、サクラの下に立って見上げるのもいい。
舗道はさらに奥へ、境川源流域へと沢伝いに丘裾を延びている。その舗道脇、ところどころにサクラが咲いている。近年になって植栽されたものだろうか。木はまだ若く、小さい。しかし山々に囲まれた谷間で、逆光を浴びて浮かび上がる姿が何とも美しい。このまま境川源流へと進むのも楽しいが、今回はそろそろこの辺りで引き返すことにしよう。
大地沢青少年センターの第二駐車場から東へ(つまり大地沢青少年センターとは反対方向へ)辿ってゆけば、周囲には長閑な里山風景が広がっている。ヤマザクラだろうか、山々の斜面にも淡い桜色がある。さらに行くと境川の河畔に何軒かの民家が建っている。周囲には畑地が広がっているのだが、その中に印象的な姿でソメイヨシノが一本立っている。辺り一面を染め上げるようなソメイヨシノの林や並木も良いものだが、こうした里山風景の中に立つ一本桜も独特の風情があって美しい。地元の人と挨拶を交わしつつ、場所を変えながらサクラを眺め、カメラのレンズを向けたのだった。
大地沢は桜の名所というわけではない。見ることのできる桜も少ないものだ。しかし自然豊かな環境の中に咲く桜には格別の魅力があり、特に春の里山の醸し出す風情は素朴で郷愁を誘うような魅力がある。里山歩きの好きな人なら後悔しない、春の大地沢である。