東京都23区内の花の名所や景勝地、風情ある町並みなど、素敵な風景を訪ねて散策記を記しています。散策気分でご覧頂いたり、お出かけの参考に、自由にお楽しみ下さい。「佳景探訪−東京23区散歩」は「佳景探訪」の地域別インデックスのひとつです。初めての方は「Copyright」ページをご一読頂くとよいでしょう。
東京都足立区の東部に「しょうぶ沼公園」という公園がある。その名のように園内には菖蒲田が設けられ、六月には美しい景観を見せてくれる。花菖蒲が見頃の六月半ば、しょうぶ沼公園を訪ねた。
東京都足立区に「青和ばら公園」という公園がある。住宅街の中の小さな公園だが、見事なバラ園として整備され、見頃の時期には多くの来園者を迎える。バラが見頃となった五月中旬、青和ばら公園を訪ねた。
東京都足立区梅島一丁目にベルモント公園という公園がある。足立区とオーストラリアのベルモント市との姉妹都市提携を記念して造られた公園という。園内にはオーストラリアの工芸品などを展示する施設もあり、オーストラリアの文化に触れることのできる公園だ。バラの咲き誇る五月の下旬、ベルモント公園を訪ねた。
東京都葛飾区堀切の堀切菖蒲園は東京で最も有名な菖蒲園と言っていいのではないか。昔、この辺りには多くの花菖蒲園があったという。現在の堀切菖蒲園はその頃の名残を今に伝える唯一のものだ。花菖蒲が盛りを迎えた六月上旬、堀切菖蒲園を訪ねた。
東京都江戸川区北小岩近くの江戸川河川敷に設けられた小岩菖蒲園は江戸川区を代表する名所のひとつだ。河川敷という立地が開放感に溢れ、爽快な気分で花菖蒲を楽しむことができる。花菖蒲が見頃を迎えた六月上旬、小岩菖蒲園を訪ねた。
東京都墨田区の北部、東武スカイツリーラインに鐘ヶ淵という駅がある。周辺は墨田区墨田の町、昔ながらの町並みが広がる。西には隅田川も近い。新緑も眩しい四月の末、鐘ヶ淵周辺の町を訪ねた。
東京都墨田区東向島三丁目に向島百花園という庭園がある。1800年代の初期、骨董商を営んでいた佐原鞠塢によって造られた庭園で、大名庭園とは違った趣がある。萩の咲く十月半ば、向島百花園を訪ねた。
東京都墨田区の北東部に京島という町がある。京島は戦災を免れたところで、戦前からの古い建物が残り、狭い路地が迷路のように入り組んでいる。九月の半ば、京島の町を歩いた。
東京都墨田区、東武亀戸線小村井駅のやや南方に香取神社が建っている。境内には小さいながらも梅園が設けられ、地元の梅の名所として知られている。梅の咲き始めた二月下旬、小村井の香取神社を訪ねた。
東京都江東区の亀戸天神社は「花の天神様」と謳われ、初夏の藤や早春の梅の名所として知られる。特に藤の見頃の時期には多くの参拝者を迎えて賑わう。藤の花が盛りの四月下旬、亀戸天神社に参拝した。
東京都江東区は川と運河の町だ。縦横に水路が走り、数多くの橋が架かる。歴史的価値のある橋も少なくない。秋晴れに恵まれた十一月上旬、江東区の都市景観重要建造物に指定された四基の橋を巡った。
東京都江東区、深川江戸資料館に面した通り沿いに100店ほどの商店が建ち並び、深川情緒を漂わせている。深川資料館通り商店街だ。秋が深まる十月半ば、深川資料館通り商店街を訪ねた。
東京都江東区の西部、門前仲町駅周辺は、いわゆる「深川」として知られる地域の中心部だ。深川不動や富岡八幡宮が建ち、情緒溢れる街並みが広がる。新緑眩しい四月下旬、門前仲町界隈を訪ねた。
東京都台東区浅草は東京を代表する観光地のひとつだ。特に雷門から仲見世を抜けて浅草寺へ至る一角は浅草の中心と言ってよく、常に多くの観光客を集めて賑わっている。台東区浅草、仲見世と浅草寺を訪ねた。
東京都台東区のかっぱ橋道具街は調理用具や厨房備品などを取り扱う問屋街として知られる。顧客のほとんどは飲食店を商うプロの人々だが、一般客にも販売を行い、観光客向けの土産物を扱う店舗もある。そのかっぱ橋道具街を訪ねた。
東京都台東区谷中は下町風情漂う町として人気だ。商店が並んで賑わう谷中銀座から築地塀の延びる寺町まで、常に多くの人たちが散策を楽しんでいる。秋の空気が心地良い十月半ば、谷中を訪ねた。
東京都台東区の上野恩賜公園は、日本で最もよく知られた公園のうちのひとつだ。園内には上野動物園があり、国立博物館や西洋美術館など、文化施設も多い。春の桜の名所としても知られ、東京都内屈指の観光地として常に多多くの来園者を迎える。新緑も眩しい五月の初め、上野恩賜公園を訪ねた。
東京都台東区の西端部、不忍池の西に旧岩崎邸庭園がある。三菱を創設した岩崎家の本邸として建てられた建物と庭園の一部を都立の公園としたものだ。晴天に恵まれた十月半ば、旧岩崎邸庭園を訪ねた。
東京都中央区、銀座から晴海通りを海側へと進むと築地、さらに勝鬨橋を渡って月島、佃へと辿ることができる。築地場外市場や下町風情溢れる月島や佃など、東京の観光地として人気の高いところだ。晴天に恵まれた早春の日、銀座から佃までを歩いた
東京都中央区の浜離宮恩賜庭園は代表的な大名庭園のひとつだ。江戸時代には将軍家の別邸「浜御殿」であり、明治維新後には皇室の離宮「浜離宮」となった。九月の半ば、浜離宮恩賜庭園を訪ねた。
東京都北区の南端部、駒込駅近くに霜降銀座という下町情緒溢れる商店街がある。霜降銀座はそのまま区境を跨いで豊島区の染井銀座へと繋がっている。秋も深まった十一月初旬、霜降銀座と染井銀座を訪ねた。
東京都北区西ヶ原に「旧古河庭園」という庭園がある。かつて古河財閥が所有していた庭園だという。洋風庭園と日本庭園とを併せ持ち、特に洋風庭園はバラの名所として名高い。バラの咲き誇る五月の半ば、旧古河庭園を訪ねた。
東京都北区の飛鳥山公園は桜の名所として知られている。園内には旧渋沢庭園を含み、博物館などもあり、紫陽花やツツジも見事で、王子駅に至近の公園として親しまれている。紫陽花が見頃を迎えた六月半ば、飛鳥山公園を訪ねた。
東京都北区、王子駅のすぐ西に音無親水公園という公園がある。石神井川の旧流路に整備された公園で、その名のように夏には子どもたちの水遊びで賑わう公園だ。小さいながらも「日本の都市公園100選」に選ばれている音無親水公園を訪ねた。
東京都北区滝野川二丁目に「赤レンガ酒造工場」と呼ばれる施設がある。独立行政法人酒類総合研究所の東京事務所として使われている施設だが、建物は明治36年に建てられたものという。桜の咲く四月上旬、「赤レンガ酒造工場」を訊ねた。
東京都の北部を流れる石神井川の板橋区から北区にかけて区間は河岸に桜の並木が整備されている。千本を超える桜が並び、春には見事な景観を見せる。桜が満開の四月上旬、石神井川の桜並木を歩いた。
東京都文京区湯島の湯島天神は千五百年以上の歴史を持つ古社だ。天神の名が示すように菅原道真公を祀り、学問の御利益で人々の信仰を集める。梅の名所としても知られ、早春には大勢の観梅客で賑わう。梅の花の季節を迎えた二月中旬、湯島天神に参拝した。
東京都文京区の南部、本郷四丁目と本郷五丁目の境に沿って菊坂という坂道がある。菊坂の周辺には古い家並みが残り、樋口一葉の旧居跡などがある。秋晴れの十月下旬、菊坂を中心に本郷の街を歩いた。
東京都文京区白山に建つ白山神社の境内から隣接する白山公園にかけて約3000株の紫陽花が咲き誇る。紫陽花が見頃となる六月中旬には「文京あじさいまつり」が開催され、多くの来訪者を迎えて賑わう。「文京あじさいまつり」を訪ねた。
東京都文京区本駒込六丁目に六義園という日本庭園がある。徳川綱吉に仕えた柳沢吉保が築いた庭園だという。池や築山を配した回遊式庭園はたいへんに美しく、国指定の特別名勝にもなっている。新緑が日増しに濃くなってゆく五月の下旬、六義園を訪ねた。
東京都文京区本郷に本郷給水所公苑という施設がある。東京都水道局の本郷給水所の上部に造られた庭園で、バラ園などが設けられている。バラの季節の五月下旬、本郷給水所公苑を訪ねた。
東京都文京区の小石川後楽園は江戸時代初期に水戸徳川家の中屋敷として築造されたものだ。大泉水を中心にした回遊式築山泉水庭園で、現存する最古の大名庭園だという。新緑の美しい五月の上旬、小石川後楽園を訪ねた。
東京都文京区春日一丁目の北野神社は「牛天神」と呼ばれる。撫でると願いが叶うという「ねがい牛」発祥の地だそうだ。梅の名所としても知られる「牛天神」を、梅の咲く早春の日に参拝した。
東京都文京区小石川の播磨坂は桜の名所として知られている。五百メートルほどの長さの通りに三列の桜の並木が続く。桜が満開の四月初め、播磨坂を訪ねた。
東京都文京区の西端近く、神田川河畔に江戸川公園という公園がある。桜の名所として知られ、春には多くの花見客が訪れる。そこから西へ、神田川の河岸は見事な桜並木が続く。桜が満開となった三月の末、江戸川公園から神田川の桜並木へと歩いた。
東京都千代田区の北東端に近い辺り、外神田の町に神田明神が建っている。神田明神は730年に創建された古社で、江戸の総鎮守として人々の信仰を集めてきた。新緑の美しい五月の下旬、神田明神へ参拝した。
東京都千代田区の北東端に近い辺り、神田明神の西に隣接して「神田の家」という施設がある。江戸時代から神田で材木商を営んでいた遠藤家の店舗兼住宅として昭和初期に建てられたものという。千代田区指定有形文化財の「神田の家」を訪ねた。
東京都文京区と千代田区の境、神田川を跨いで聖橋という橋が架かっている。聖橋の北東には湯島聖堂が、南にはニコライ堂が建っている。そのことから「聖橋」と名付けられたものという。聖橋から湯島聖堂、ニコライ堂など、聖橋の周辺を歩いてみた。
東京都千代田区、皇居北西側に位置する千鳥ヶ淵は東京都内で最もよく知られた桜の名所のひとつだ。濠を覆い尽くすように咲き誇る桜は見事なものだ。桜が満開となった四月の始め、千鳥ヶ淵を訪ねた。
東京都千代田区、飯田橋駅から四ツ谷駅にかけて旧江戸城外濠の堤に遊歩道が整備されている。外濠公園の名で親しまれ、桜の名所として名高い。桜が盛りの四月上旬、外濠公園を訪ねた。
東京都千代田区、皇居の南側に位置して日比谷公園がある。東京のほぼ中心という立地だが、公園は木々に包まれて緑濃く、ビジネス街のオアシスとして親しまれている。風薫る五月、日比谷公園を訪ねた。
東京都港区、新橋駅の東側に「旧新橋停車場」という施設がある。鉄道開業当時の新橋駅を復元したもので、鉄道歴史展示室も併設されている。旧新橋停車場を訪ねた。
東京都港区に江戸初期に造られた大名庭園が残っている。明治期には宮内省の芝離宮となり、大正末期に東京市に下賜されて一般公開が開始された庭園で、そこから旧芝離宮恩賜庭園と呼ばれる。晴天に恵まれた九月の半ば、旧芝離宮恩賜庭園を訪ねた。
東京都港区北青山、明治神宮外苑のイチョウ並木は黄葉の景観の見事さが広く知られ、都内の黄葉の名所として名を連ねている。並木が黄葉に染まった晩秋の日、明治神宮外苑イチョウ並木を訪ねた。
東京都港区、「外苑西通り」が白金台を抜ける区間は「プラチナ通り」とも呼ばれる。「プラチナ通り」はイチョウの並木だ。晩秋には美しい黄葉に染まる。十二月上旬、黄葉の「プラチナ通り」を歩いた。
東京都港区白金台の東京都庭園美術館は1933年(昭和8年) に朝香宮邸として建てられた建物を美術館としたものだ。建物の前には庭園が広がり、美術鑑賞と共に庭園散策も楽しむこともできる。秋晴れの十一月初め、東京都庭園美術館を訪ねた。
東京都渋谷区の都立代々木公園は広大な敷地の中にさまざまな木々が育つ緑濃い公園だ。東京オリンピックの際に選手村として使われたところを整備した公園だという。陽光眩しい五月の半ば、代々木公園を訪ねた。
東京都品川区、京浜急行北品川駅付近から青物横丁駅付近にかけて、江戸時代には東海道の品川宿として賑わったところだ。往時と同じ道幅という旧東海道には古い建物も残り、さまざまな史跡が点在する。秋晴れの十月下旬、東海道品川宿を歩いた。
東京都大田区の西端、多摩川左岸の丘陵に多摩川台公園がある。園内には古墳群があり、自然林が残る。桜や紫陽花の名所としても知られる。紫陽花が見頃を迎えた六月半ば、多摩川台公園を訪ねた。
東京都大田区、東急多摩川駅の東側に田園調布せせらぎ公園という公園がある。木々が茂った緑濃い公園で、園内には湧水もある。木々の緑も瑞々しい六月の下旬、田園調布せせらぎ公園を訪ねた。
東京都大田区の池上梅園は都内の梅の名所のひとつに数えられている。戦前には日本画家伊藤深水の自宅兼アトリエだったところだという。梅が満開となった二月中旬、池上梅園を訪ねた。
東京都世田谷区の北東部に羽根木公園という区立の公園がある。野球場なども備え、区民の憩いの場として親しまれる公園だが、早春の梅の名所としても名高い。梅が見頃となった三月半ば、羽根木公園を訪ねた。
東京都世田谷区の北西部に「蘆花恒春園」という都立公園がある。明治大正期の小説家である徳冨蘆花が晩年を過ごした旧邸跡とその周辺を公園として整備したものだ。六月下旬、蘆花恒春園を訪ねた。
東京都世田谷区の北西部、仙川の河岸に祖師谷公園という都立公園がある。テニスコートが設けられ、樹林地や原っぱもあり、地元の人たちに親しまれている。紫陽花の咲く六月半ば、祖師谷公園を訪ねた。