幻想音楽夜話
この音楽について想うこと(Thoughts on this music)
「この音楽について想うこと(Thoughts on this music)」は「幻想音楽夜話」のメインコンテンツです。所有しているCDの中から一枚のアルバムを選んで、その音楽作品について想うことを書き綴って公開しています。論評的なものであったり、回顧録のようなものであったりと、とりとめもありませんが、「好きな音楽について想うままに述べてみる」ことを趣旨としています。あくまで各作品に対する個人の雑感であり、それ以上でも以下でもありません。異論・反論などもあるかと思いますが、それらを否定するものではありません。
アーティスト名アルファベット別インデックス
D
Deep Purple
ディープ・パープルはレッド・ツェッペリンと共に1970年代ハード・ロックの頂点に君臨し、当時圧倒的な人気を誇った。幾度かのメンバー・チェンジによって音楽性も変化したが、彼らの演奏は1970年代ブリティッシュ・ハード・ロックのひとつの完成形であり、理想形といって差し支えない。それ故に後のロック・シーンにも多大な影響を与え、ひとつの指標となった。
Deodato
エウミール・デオダートはブラジル出身の音楽家だ。ミュージシャン、アレンジャーとして1960年代からジャズ・シーンで活躍してきた。1972年に初のリーダー作を発表、リヒャルト・シュトラウスの名曲「ツァラトゥストラはかく語りき」をジャズ・アレンジした楽曲がヒットし、一般にも知られるようになった。以後もジャズ/フュージョン・シーンで広く活躍している。
Doobie Brothers
ドゥービー・ブラザースは1970年代のアメリカン・ロックを代表するバンドのひとつだ。1971年にデビュー、当初は躍動感溢れる爽快なウエスト・コースト・ロックで人気を得たが、メンバー・チェンジを経て1970年代半ばからは都会的で洗練されたR&B風の音楽に転向、この路線変更も成功し、いわゆる「AOR」の先駆け的存在となった。