幻想音楽夜話
この音楽について想うこと(Thoughts on this music)
「この音楽について想うこと(Thoughts on this music)」は「幻想音楽夜話」のメインコンテンツです。所有しているCDの中から一枚のアルバムを選んで、その音楽作品について想うことを書き綴って公開しています。論評的なものであったり、回顧録のようなものであったりと、とりとめもありませんが、「好きな音楽について想うままに述べてみる」ことを趣旨としています。あくまで各作品に対する個人の雑感であり、それ以上でも以下でもありません。異論・反論などもあるかと思いますが、それらを否定するものではありません。
アーティスト名アルファベット別インデックス
A
ABBA
ABBAはスウェーデンが生んだ世界的ポップ・スターだ。1970年代初期から1980年代初期にかけて、およそ十年間活動し、世界中の音楽ファンに愛されて数多くのヒットを放った。彼らの生み出すポップ・ソングは圧倒的な完成度を誇り、ポップ・ソングの理想形と言っていいほどだ。まさにポップ・ミュージック史上にその名を残すグループだと言っていい。
Aerosmith
エアロスミスはアメリカン・ロックを代表するロックン・ロール・バンドのひとつだ。1970年代の初期にデビュー、ラフでハードでワイルドなロックン・ロールで1970年代半ばにはロック・シーンの頂点の一角に登り詰めた。1980年代には低迷の時もあったが、息長く活動を続け、アメリカン・ロックの重鎮としてロック・シーンに君臨している。
Affinity
アフィニティは1970年前後に活動していた英国のバンドだ。オルガンを主体にしたジャズ・ロック風の演奏と女性ヴォーカルが特徴のバンドだった。1970年にただ一枚のアルバムをヴァーティゴから発表したが、キーフのデザインによるジャケットも秀逸で、マニアックな「プログレッシヴ・ロック」のファンの間で伝説的な評価を得ている。
Albert Hammond
アルバート・ハモンドは1960年代から活動するシンガー/ソングライターだ。1970年代初期に「カリフォルニアの青い空」や「カリフォルニアへ愛を込めて」、「落ち葉のコンチェルト」などの大ヒットを放ち、洋楽ポップス・ファンの注目を集めた。1970年代後半以降はソングライターとしての活動が多くなり、多くのシンガーに楽曲を提供している。
America
アメリカは12弦ギターを多用した爽やかなサウンドが特徴の「ウエスト・コースト・サウンド」のグループで、主として1970年代に数々のヒット曲を発表した。ロンドンで結成されたが、デビュー直後に活動の拠点をアメリカ西海岸に移した。当初はトリオだったが1970年代後半からはデュオとなり、以後も息長く活動を続けている。
amin
amin(あみん)は上海出身の女性シンガーで、2003年にサントリー烏龍茶のCMソングに「大きな河と小さな恋」が使用されて話題を呼んだ。2005年には「松任谷由実 with Friends Of Love The Earth」のメンバーとして「Smile again」を歌っている。現在は日本を拠点に、コンスタントに作品を発表、マイペースの活動を続けている。
Angel
エンジェルは1970年代後半に活動したアメリカのバンドだ。デビュー時は英国の「ハード・ロック」と「プログレッシヴ・ロック」を融合したような音楽性で話題を呼んだが、やがて「プリティッシュ・ロック」的要素は消えてポップ色を強めていった。音楽性の変化とともに米国本国では人気が上昇していったようだが、1970年代の終わりとともに活動を終えている。