福島県会津若松市の市街地を南北に貫いて国道118号が抜けている。この国道118号が今の会津若松のメインストリートで、会津若松郵便局やみずほ銀行会津支店、東邦銀行会津支店などが建つ交差点が、その中心と言っていい。この交差点から北側の国道118号を中央通りと呼び、南側は歩道にアーケードを設けた「神明通り商店街」だ。神明通りのアーケード商店街が完成したのは1958年(昭和33年)のことで、以後、会津若松の商業の中心として発展していく。
「神明通り商店街」のアーケードは老朽化や震災の影響のため、2014年(平成26年)にいったん撤去されたが、再設置を望む声も多く、新しいアーケードが設置されている。新しいアーケードは2018年(平成30年)3月に完成、4月15日に完成セレモニーが行われた。本頁に掲載している写真のアーケードは2014年(平成26年)に撤去される直前の、旧アーケードである。