横浜市中区山手町
山手西洋館
世界のクリスマス2024
Visited in December 2024
今年(2024年)もまた「山手西洋館 世界のクリスマス」に出かけてみた。例年、12月1日から25日までの期間、横浜山手地区に点在する洋館を舞台に、それぞれテーマの国を決めてクリスマスの飾り付けが行われる。昨年(2023年)は訪れなかったので二年ぶりだ。今年は港の見える丘公園の園内に建つ横浜市イギリス館と山手111番館の二館を訪ねてみよう。
横浜市イギリス館は今年ももちろん英国のクリスマスだ。一般社団法人日英協会の後援、Tomoko Flower Studioの今川朋子氏が装飾を担当している。有名なロイヤルクラウンダービーの器を使ってコーディネートされたテーブルは英国の伝統を感じさせて美しい。イギリスでは家族揃ってクリスマスを祝うのが伝統とのことだが、家庭的でありながらも少し高貴さを感じさせる飾り付けだと言っていい。クリスマスカラーに彩られた室内が鮮やかだ。
山手111番館は南アフリカ共和国のクリスマスだ。駐日南アフリカ共和国大使館の後援・協賛、装飾も担当している。南アフリカ共和国は南半球に位置する国だから、夏のクリスマスだ。南アフリカの人々の多くはキリスト教徒だそうで、クリスマスには人が集まって食事をしたり、旅行に出かけたりして過ごすそうだ。飾り付けは南アフリカの文化的伝統を感じさせるもので、ヨーロッパ諸国のクリスマスとはずいぶんと印象が違うが、それだけに興味を惹かれる。南アフリカ観光局も協力しており、南アフリカ共和国の工芸品なども展示も行われていた。
「山手西洋館 世界のクリスマス」は、2020年(令和2年)にはコロナ禍のために中止、2021年(令和3年)は開催されたが、館内撮影NGなど、いろいろと制限もあった。2022年(令和4年)は通常開催だったが、やはりコロナ禍の影響か、訪れる人はそれほど多くはなかった。今年(2024年)、かなり多くの人たちが訪れている印象だった。他の洋館にも多くの人たちが訪れ、コロナ禍前の状態に戻っている印象だった。
「山手西洋館 世界のクリスマス」は、どの西洋館も入館無料で楽しめる。各西洋館に「山手西洋館 世界のクリスマス」の案内リーフレットが用意されているから、最初に訪れた洋館でリーフレットをもらっておこう。横浜山手が初めての人はリーフレットのイラストマップを参考にすればいい。横浜市イギリス館は土足のままで入館できるが、他の西洋館は入館する際に靴を脱がなくてはならない。脱ぎ履きがしやすく、他の人と間違われない靴を履いてゆくのがお勧めだ。
「山手西洋館 世界のクリスマス」は、どの西洋館も入館無料で楽しめる。各西洋館に「山手西洋館 世界のクリスマス」の案内リーフレットが用意されているから、最初に訪れた洋館でリーフレットをもらっておこう。横浜山手が初めての人はリーフレットのイラストマップを参考にすればいい。横浜市イギリス館は土足のままで入館できるが、他の西洋館は入館する際に靴を脱がなくてはならない。脱ぎ履きがしやすく、他の人と間違われない靴を履いてゆくのがお勧めだ。