ちょっと気になっている音楽やアーティストについて、あるいは気になった音楽シーンの話題について、「
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2016年個人的年間アルバムベスト3
December 26, 2016
グレッグ・レイクを悼む
December 9, 2016
AOR誕生40周年
November 24, 2016
レオン・ラッセルを悼む
November 15, 2016
レナード・コーエンを悼む
November 12, 2016
りりィを悼む
November 12, 2016
祝!ボブ・ディラン、ノーベル文学賞受賞
October 15, 2016
渡辺貞夫
August 1, 2016
Spector Sound
July 25, 2016
Hawaiian AOR
July 9, 2016
Pure McCartney
June 18, 2016
冨田勲を悼む
May 10, 2016
衝撃リバイバル / ハッカドロップス
April 13, 2016
DEBUT AGAIN / 大滝詠一
April 3, 2016
DANCEABLE / 夜の本気ダンス
March 18, 2016
キース・エマーソンを悼む
March 13, 2016
ジョージ・マーティンを悼む
March 10, 2016
村田和人を悼む
February 28, 2016
Moon / LUCKY TAPES
February 13, 2016
松原正樹を悼む
February 11, 2016
モーリス・ホワイトを悼む
February 5, 2016
Season Of The Pen Friend Club
February 2, 2016
ポール・カントナーを悼む
January 30, 2016
Jack Tempchin 来日
January 20, 2016
グレン・フライを悼む
January 20, 2016
ワイルド・サイドを行け / GLIM SPANKY
January 15, 2016
デヴィッド・ボウイを悼む
January 11, 2016
ということで、今年もやろう、「個人的年間アルバムベスト3」。購入したCDの中から、2016年に発売された「新作アルバム」と「復刻アルバム」、それぞれ3枚、選んでみた。順番は発売日順、上のものから1位、2位、3位ではない。「復刻アルバム」は必ずしも今年が初めての復刻というわけではない。
【新作】
「Season Of The Pen Friend Club / The Pen Friend Club」
「Good Morning / 藤原さくら」
「Pierced Arrow / The Rides」
今年は完全な新作アルバムというものをあまり買わなかった。購買欲をそそられるような作品にあまり出会わなかったということだが、まぁ、それは仕方の無いことなのだろう。その中で、よく聴いた新作アルバムが上記3作だ。「Season Of The Pen Friend Club / The Pen Friend Club」はThe Pen Friend Clubのサード・アルバムだが、今回もとても良かった。2017年には4作目が発表される予定で、これも期待している。藤原さくらはドラマ出演やら福山雅治作の楽曲がちょっとヒットしたりして注目されたが、「Good Morning」は素敵なアルバムだった。そして今年いちばんの収穫が「Pierced Arrow / The Rides」だ。The Ridesの、まさかのセカンド・アルバムだ。一回限りのプロジェクトだと思っていたので、セカンド・アルバムが発表されるとは思わなかった。今回も素晴らしかった。その他には、Jeff Beckの「Loud Hailer」とかEric Claptonの「「I Still Do」、松任谷由実の「宇宙図書館」などを購入、それなりに満足しているが、次点ということにしておきたい。
【復刻】
「Journey To The Centre Of The Earth (Deluxe Edition) / Rick Wakeman」
「4: 17 p.m. / 森園勝敏」
「Cool Night / Paul Davis」
新作アルバムをあまり買わなかった代わりというわけではないが、リイシュー作品は“豊作”だった。「Journey To The Centre Of The Earth (Deluxe Edition) / Rick Wakeman」は個人的には今年最大の収穫。国内盤も発売されたが、輸入盤のDeluxe Edition(CD3枚+DVD)を購入した。そして今年はAOR系とジャパニーズ・フュージョンの名作が多数、廉価で発売されたので“買い漁った”という感じだ。渡辺貞夫の「My Dear Life」、「California Shower」、「Morning Island」、松岡直也&ウィッシングがバックを務めた阿川泰子の「Sunglow」、Native Sonの「Native Son」、「Savanna Hot-line」、日野皓正の「City Connection」、「Daydream」、Pagesの「Pages」、「Future Street」、Larsen Feiten Bandの「Larsenb Feiten Band」、「Full Moon」、Carole Bayer Sagerの「Carole Bayer Sager」、「...Too」といったところを購入したが、その中から「4: 17 p.m. / 森園勝敏」と「Cool Night / Paul Davis」を代表として挙げておく。他にはFreddie HubbardのCTI期の「Sky Dive」、「First Light」、「Polar Ac」、Ringo StarrのApple期の「Sentimental Journey」、「Beaucoup Of Blues」、「Ringo」、「Goodnight Vienna」などを購入、嬉しいリイシューだった。SweetやBudgie、Starzの紙ジャケット仕様リイシューも欲しかったのだが、あれ、ちょっと価格が高いよね(Budgieは輸入盤の廉価なボックスを購入した)。あ、もちろんPink Floydの怒濤のボックスも買いましたよ(パッケージがこんなにデカいとは思っていなかった、置き場所に困ってます)。