ちょっと気になっている音楽やアーティストについて、あるいは気になった音楽シーンの話題について、「
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2017年個人的年間アルバムベスト3
December 28, 2017
Give More Love / Ringo Starr
November 11, 2017
君はロックを聴かない / あいみょん
September 22, 2017
ウォルター・ベッカーを悼む
September 12, 2017
Soft Rock Nuggets
July 5, 2017
Windy City / Alison Krauss
June 8, 2017
グレッグ・オールマンを悼む
May 30, 2017
Novum / Procol Harum
May 22, 2017
Echo Night / ADAM at
April 27, 2017
アラン・ホールズワースを悼む
April 18, 2017
Return To Ommadawn / Mike Oldfield
March 29, 2017
チャック・ベリーを悼む
March 20, 2017
ムッシュかまやつを悼む
March 3, 2017
Wonderful World Of The Pen Friend Club
February 15, 2017
ジョン・ウェットンを悼む
February 2, 2017
Kikagaku Moyo(幾何学模様)
January 27, 2017
ピエール・バルーと石坂敬一氏を悼む
January 11, 2017
昨年の紅白歌合戦への批判に思う
January 8, 2017
【新作】
「Return To Ommadawn / Mike Oldfield」
「Windy City / Alison Krauss」
「Chinese Butterfly / The Chick Corea + Steve Gadd Band」
今年も完全な新作アルバムをあまり買っていない。若いミュージシャンの音楽に食指を動かされることが少なくて、どうしてもベテランミュージシャンの新作の方に眼が向いてしまうので仕方が無い。その中で印象に残っていて、よく聴いたアルバムが上記の3作。Mike Oldfieldの「Return To Ommadawn」は70年代の「Ommadawn」へのオマージュ的作品だが、満足度は高かったぞ。Alison Kraussの「Windy City」は素晴らしく良かった。卓越した歌唱の生み出す情感というものを久しぶりに味わった気がする。個人的に今年のNo.1だ。The Chick Corea + Steve Gadd Bandの「Chinese Butterfly」は年末も近くなってからの発売だが、何しろChick CoreaとSteve Gaddの双頭バンドだ。悪いはずがない。素晴らしい演奏だ。「Return to Forever」の再演も収録されてて、これもなかなか聴き応えがあった。今年、The Pen Friend Clubは新作とベストアルバムを発表したが、新作も良かったし、ベストアルバムも良かった。しかし、まぁ、今年は次点ということにしておく。David Gilmourの「Live at Pompeii 2016」も悪くなかった。Pink Floyd時代の楽曲も演奏してて、にやにやしながら聴いたぞ。あ、そうそう、これも次点にしたが、ADAM atの「Echo Night」もよく聴いた。ADAM atの他のアルバムも聴いてみたいと思いつつ、まだ購入には至っていない。
【復刻】
「The September Wind / 松岡直也 & Wesing」
「COME ALONG / 山下達郎」
「Hotel California [40th Anniversary] / Eagles」
今年もいろいろと魅力的なリイシュー作品が発売されたな。まずは何と言っても松岡直也関連のアルバムのリマスタリングだ。お値段もリーズナブルで大人買いしたぞ。その中から個人的に当時よく聴いていたということで「The September Wind」を代表に挙げておく。山下達郎の「COME ALONG」と「COME ALONG 2」もまさかのリイシューだったな。もちろん「COME ALONG 3」とまとめて3枚買いましたとも。Eaglesの「Hotel California」の40th Anniversary EditionはBlu-ray Audio付きの「Deluxe Edition」じゃなくてCD2枚組の「Expanded Edition」の方を購入した。何と言っても、ボーナスディスクに収録されたライヴ音源が良かったな。 ウエストコースト関連では「SOUNDS OF WEST COAST 1300」シリーズのリイシューがなかなか良くてTom Johnstonの「Everything You've Heard Is True」やらThe Souther-Hillman-Furay Bandの「Trouble In Paradise」、Nicolette Larsonの「Radioland」、Jim Messinaの「Messina」といったところを購入したぞ。「アントニオ・カルロス・ジョビン生誕90周年」で発売されたStan Getz関連の「Stan Getz With Guest Artist Laurindo Almeida」とか「Jazz Samba Encore!」、Astrud Gilberto関連の「Beach Samba」や「A Certain Smile, A Certain Sadness」といった作品がお手頃価格でリイシューされたのも個人的には嬉しかった。金澤寿和氏監修の「AOR CITY 1000」シリーズ第2弾もいいものが多くて、Eric Carmenの「Sunrise」と「Change Of Heart」、Bob Welchの「「Bob Welch」と「Eye Contact」などは持っていなかったので買ってしまった。ボックスものでも嬉しいリイシューが多くて、金子マリ&バックスバニーのアルバム・コンプリート・ボックスとか、輸入盤だがGrand Funk Railroadの「Trunk Of Funk Vol.1」と「Trunk Of Funk Vol.2」、Focusの「Hocus Pocus Box」、Sweetの「Sensational Sweet (Chapter One: The Wild Bunch)」などは購入したぞ。The Moody Bluesの「Days Of Future Passed [50th Anniversary Edition]」ももちろん買ったぞ。それから今年のリイシューで忘れてはいけないのが、Vol.1からVol.4まで4枚発売された「Soft Rock Nuggets」のコンピ盤だ。これが素晴らしい内容だった。来年も魅力的なリイシューをお願いしたい。